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(回答先: 文章や言葉ではどんなに説明しても伝わらない可能性もあります。 投稿者 考察者K 日時 2004 年 10 月 31 日 23:31:08)
考察者Kさん、こんにちは、横レスにて失礼します。
先ず、考察者Kさんは少し前の“たけ(tk)”さんでよろしいのでしょうか。もしそうならば、6月頃に1,2回程度の遣りとりをさせていただいた記憶があります。そのときは内省的で相当に深く構造分析をされている人だとの印象を受けました。
ところで、この度の考察者Kさんとあっしらさんとの遣りとりの経緯に関してはよく存じ上げませんので、深く立ち入ることをせず、考察者Kさんの単なる愚痴につき合うつもりで、感じ、そして考えたことを書いてみたいと思います。
私はネット上の間柄であっても、感じたままに“反応”すべきではないと自身を戒めています。そのために、何かを感じ気になる投稿に接したときにも、ログして2,3回は読み返しては反芻しつつ、どの様に“応答”すべきかを考えていると忽ち1日,2日が過ぎ、スレッドが流れてしまいレスをする機会を逸してしまうことがよくあります。
素早い反応こそがネットの生命といった側面が確かにありますが、この掲示板に関しては速さを暫し脇において、互いがどんな思考過程にあるのかをじっくりと確認し合いつつ進めることの方が板の趣旨に適っているのではと想っています。とりわけ議論板や雑談板はその代表格でありましょう。
投稿前に自身の文章を読み返すと、随分回りくどい物言いをしていると感じることが多々あります。さらに、自分の言いたいことが伝わるだろうかといつも手探りの状態ですし、インプットしている情報や知識の質量の問題も宛ら、アウトプットするための表現技術の未熟さ加減を痛感しています。加えて近頃は齢のせいか記憶力の減退には抗いきれぬものを感じています。これを理解力の不具合の言い訳にするつもりはなく、自身をモチベートすることの難儀さにたいする焦燥感のようなものの表出と受け取っていただければ幸いに思います。
しかしながら、断じて“反応関係”を卑下するものではありませんが、いつまでもそこに留まり一向に“応答関係”の確立へと進展しないことにたいする苛立ちは少なからずあります。時に、如何にクールでプレーンな心性を有する人物であっても、人には其々癇に障る部分があるもので、栓無きことです。そうした場合、大抵私は暫らく静観してしまうのですが、その間にスレッドが流れてしまいレスする機会を失っています。それはそれで仕方がないものと諦める外はないでしょう。
ただし、こうした事態を防ぐためには、一般的にはレスの初期段階から言葉の定義に拘って確認し合う作業をしておくことが肝要であると想われます。さもなくば、予め下調べをしておくか、知識導入のための態勢を整えておくことが望まれます。ここ(議論板あるいは雑談板)を単なる情報交換の場ではなく、意見交換や思考実験を展開していくための情況であると認識するのであれば尚更のことでしょう。
固より私は“応答関係”に向おうとする人の人となりをディスカウントしようと考えたことはありません。しかし、たとえ仮に遜りの意味でそうしたとしても、人が自らをディスカウントする様子を好ましいなどと思ったことはありません。
“応答関係”をどこまで推し進めることができるのか、そこにはネット上の制約による限界があると想われます。けれども、単なる“反応関係”に終わらせずに“応答関係”の確立までを展望しようとする当為は貴重であり、少なくとも考察者Kさんのこれまでの所作にはその姿勢を感じています。
また、会いましょう。