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●ロシア森林火災の記事が毎日新聞に出ていたんですが、無くなってしまった。森林火災の影響は日本にも拡大中。
下記はそれに関連して探し出したものです。
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21世紀の風車 ・・・ドン・キホーテ 地球環境を語る・・・
http://www.perthnews.com.au/tanaka/tanaka.htm
その5 森林破壊 (から一部転載) http://www.perthnews.com.au/tanaka/tanaka5.htm
キホーテ:だから本当に問題なのは、先ほどからの繰り返しになるが、森を切りっぱなしで、その跡を、荒れるに任せている事だよね。例えば、ブラジルのアマゾンでは、森の切り逃げが、土壌流出を招いているらしい。そうなると、緑が回復しない。場所によっては永久に回復しない所もある。それと、環境林を切ってしまう事も、きわめて拙い。一度切ってしまうと、緑が本当に回復するのに、10〜20年はかかってしまうからね。その間に土壌流出等が起きれば、緑が回復しない上に災害の頻発に歯止めがかからなくなる。黄土高原はその典型例だ。下流域は土砂の堆積、洪水の頻発で大変だった。洪水のおかげで下流の土壌が肥沃化したなんて、やせ我慢を言ってきたんだ。これを灌漑に切り替えたんだが、この切り替えが吉と出るか、凶となるか、今後の黄河流域をよくよくウオッチした方が良い。
サンチョ:話がわき道にそれていませんか?
キホーテ:要は、森林の管理をどのようにするかなんだが、ロシアはタイガを管理できていない。収奪と荒廃に任せている。このつけは必ず来る。荒廃したタイガが、大量の炭酸ガスやメタンガスの発生源にならないとは言い切れないのだ。
サンチョ:恐ろしい話ですね。でも言っておきますよ、より詳細な科学的調査研究が、今後必要だと。
キホーテ:それはどの環境項目にも当てはまることだ。でもタイガは特別だな。
サンチョ:特別扱いをする?
キホーテ:ソーダネ、特別扱いしよう。実情把握が遅れているし、判っていないことが多すぎる。
サンチョ:誰がお金を出す?ロシアが自分でお金を出せば、特別扱いしなくて良いはずでヤンスがね。
キホーテ:そうか、ロシアは自分の国のことなのに、自分でお金を出さないのか、そういう国なんだね。それで、他の国が我慢できなくなって、お金を出す?それまで待っている国なんだ。
サンチョ:キタネー。
キホーテ:考えてみれば、殆どの国が同じなんだよね。日本は気前よくお金を出すから、いつもカモられる。環境、環境と警鐘を鳴らすのはヨーロッパ、ハイハイとお金を出すのは日本、アメリカは冷静だ。