現在地 HOME > 掲示板 > 雑談専用11 > 476.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
ソフトバンク、福岡ダイエーホークス買収に名乗り
--------------------------------------------------------------------------------
http://www.asahi.com/business/update/1018/019.html?ref=rss
通信大手のソフトバンクが、プロ野球球団・福岡ダイエーホークスの買収に名乗りを上げることが17日わかった。球団の親会社ダイエーが産業再生機構に支援を要請したことを受け、ソフトバンクの孫正義社長が18日に福岡県の麻生渡知事らに会って買収の考えを表明し、協力を求める。近く、再生機構や日本プロ野球組織にも買収の意向を伝える。来季からの参入を目指すが、買収実現には、年明け以降に決まる見通しのダイエーの支援企業の判断が必要とみられている。
ソフトバンクは、一般回線を利用したADSL(非対称デジタル加入者線)トップの「ヤフーBB」などを手がける通信・インターネット事業会社。現在3年連続の当期赤字だが、ヤフーなどの保有株式に約2兆円の資産価値があるとされ、資金力は豊富だ。球団の買収は、企業の認知度やイメージ向上、本業への相乗効果が狙いだ。
18日は、孫社長が麻生知事に会うほか、鎌田迪貞九州・山口経済連合会長(九州電力会長)や山崎広太郎福岡市長らにも買収への支援を要請する。孫社長は佐賀県出身で、中学・高校時代は福岡で暮らしたため、地元の理解は得やすいと判断している。
ソフトバンクは昨年、福岡ドームやホテルなど「ダイエー福岡事業」の再建問題をめぐり、ホークス買収を内々にダイエーに打診した経緯がある。オリックスの本拠「ヤフーBBスタジアム」の命名権を買うなど、プロ野球への関心は高い。
現在、ホークス株式はダイエーが98%を保有。近く退任する高木邦夫ダイエー社長は、球団の継続保有を表明したが、機構への支援要請で事実上の決定権限はダイエーを離れた。機構や主取引銀行は「球団の行方は、機構の入札で決まるスポンサー企業が判断する」との考えだ。
機構は現在、年内をめどにダイエーの資産査定中で、入札を経て支援企業が決まるのはそれ以降になる見込み。野球協約は、新たな企業がプロ野球に参加する場合、11月末までにオーナー会議の承認を得なければならないとしている。事情があれば期限は延長されるが、来季参入の手続きが間に合うかは微妙だ。
ホークスの試合の入場券や球団関連商品の販売権は、ダイエーが福岡事業を3月、米投資会社コロニー・キャピタルに売却した際、同時に移った。コロニーの事前了承なしに本拠移転や営業権売却をすれば、違約金が発生するとされているため、ソフトバンクはコロニー側とも接触を検討している。
(10/18 03:01)