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(回答先: 台風22号接近、連休は太平洋側で大雨の恐れ(朝日新聞)−−−一気に930だようん、有事担当相どのーーー! 投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 10 月 08 日 01:15:56)
酸性雨は台風が連れてくる…環境省調査
読売新聞10月8日
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041007it15.htm
台風は、陸地に近付くにつれて酸性雨 の原因となる硫酸イオンなどの大気汚染物質を大量に集めながら移動することが、環境省の酸性雨調査で明らかになった。
福岡市で開催中の日本気象学会で7日、報告された。日本列島などに上陸して激しい雨になると大気汚染物質も一緒に地表へ降り注ぐことになる。
環境省の酸性雨対策検討会の作業班が2001年7月の台風6号によって降った雨の化学成分を分析。
6号は本州南東方の太平洋上で発生後、7月21日ごろから小笠原諸島に近付き、24日に最接近した。分析結果によると、台風雨の化学成分の大半を占めるナトリウムイオンの濃度は23日から急増。24日にピークに達した後、27日には最大時の約10分の1まで減少した。
ところが、硫酸イオンは、26日まではほとんど検出されなかったのに、27日に急増し、最大濃度に達した。その際の濃度はナトリウムイオンの5分の1だった。中国大陸から飛来する黄砂や、道路の粉じんに含まれるカルシウムイオンも27日の濃度が最大だった。
気象庁の観測による台風の移動状況と合わせて検討した結果、日本近海に近付くまでは海水成分による雲を作っていたが、陸地に近付くにつれて大陸や日本列島の上空に漂う大気汚染物質を広い範囲から大量に集めてくると推定した。
分析を担当した皆巳(みなみ)幸也・石川県農業短期大学講師(大気環境学)は「台風の酸性度が特別高いとまでは言えないが、今後は地上にどのような影響を与えるかなど、さらに詳しく分析したい」と話す。
(2004/10/8/00:49 読売新聞 無断転載禁止)