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(回答先: 聖書の矛盾D 投稿者 アンチキリスト666 日時 2004 年 10 月 07 日 08:37:36)
アンチキリスト666さん、どうもです。
「聖書の矛盾」シリーズで指摘された内容を含み数々の“おかしさ”(矛盾)を指摘している本です。
参考までに...
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誰も教えてくれない聖書の読み方
(ケン スミス (著), Ken Smith (原著), 山形 浩生 (翻訳))
価格: ¥1,890 (税込)
新品/ユーズド価格 : ¥990より
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書籍データ
単行本: 275 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 晶文社 ; ISBN: 4794964730 ; (2001/01)
おすすめ度: カスタマーレビュー数: 4 レビューを書く
Amazon.co.jp 売上ランキング: 25,814
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レビュー
内容(「BOOK」データベースより)
聖書という本は、読む人の勝手な解釈で語られすぎてはいないだろうか。都合の悪いところは後代の創作や脚色にされるし、都合のいいところは妙な強調のされ方をする。でも聖書を、いろんな脚色を抜きにして、そこに書かれているとおりに読むとどうなる?ちゃんと読めば、たとえば旧約聖書は一貫性のない神さまがひたすら残虐行為を実践しているのばかりが目につく本だったりするし、新約聖書はイエスという畸人を主人公にした荒唐無稽な物語だったりすることがわかるだろう。本書は、そんなふうに、聖書を最初から最後までまっとうに読んでみようというガイドブックだ。そしてまた、基礎教養として聖書を読み直すための副読本でもある。聖書に書かれている、ペテンと略奪と殺戮に満ちたエピソード群をひとつひとつ解釈しながら(ときにはそれに呆れながら)、それでも読者は、聖書が人をしてちゃんと読ませる力と魅力を持った本だということをあらためて理解するだろう。
内容(「MARC」データベースより)
聖書を、いろんな脚色を抜き出してそこに書かれているとおりに読むとどうなるか? 略奪と欲望と殺戮に満ちたエピソードを解釈しながら、聖書というテキストの魅力に迫るガイドブック。
エディターレビューをすべて見る...
目次
0 はじめに(基本のはなし
どの聖書? ほか)
1 旧約聖書へようこそ(アダムとその一家
モーゼと出エジプト記 ほか)
2 新約聖書へようこそ(四つの福音
イエス、でしょう。救世主、じゃないでしょう ほか)
3 二次会―イエスが帰ってから(タルソのサウル
使徒書簡 ほか)
4 聖書のあらすじとあとがき(旧約聖
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「そうだよね」の本, 2003/04/14
レビュアー: achio (プロフィールを見る) 千葉県 Japan
昔図書館で読んで、長らく探している絶版「アジモフの聖書を科学する」の代わり(というかつなぎ・・・)に購入しました。
著者がとても素直で、いい意味で知ったかぶりではないので、こちらも素直に「そうだよね〜」という感じで読めます。
ひとつ意外だったのは、キリスト教の人でも意外に聖書って読まないものなのだな、ということ。
昔たまたまいたミッション系の幼稚園で習った程度のエピソードのみが欧米(この本は主にアメリカの人々が対称なので、欧米というよりアメリカと限定したほうが正確ですが)の人々にとってもやはり「メジャー」なエピソードで、実は聖書が全体的にはどんな本なのか皆さん知らなかったでしょう、けっこう意外なのよー、というのがこの本の主旨であるように思いました。寝物語にはいいと思います。
17 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
期待しすぎた・・・, 2002/05/14
レビュアー: darkstar (プロフィールを見る) 兵庫県
訳者が言うように聖書の揚げ足取り本。旧約新約からピックアップしたトンデモな記述を羅列したもの。私は、そもそもキリスト教やユダヤ教に限らず、どんな宗教であれ、経典って胡散臭いものだと思っているので、本書を読んでも特に大きな衝撃はなかった。ただ1文ごとにつけられたおばかなアイコンには笑う。それから、訳者の解説はいつもながらためになる。解説にある聖書のあらすじを読むだけでも、原典を読む前の準備体操としてよいかもしれない。きっとキリスト教圏では本書の意義はもっと大きいのだろう。しかめつらの神父をおちょくるネタとあるいはキリスト教マインド・コントロールからの脱洗脳の端緒として。日本ではたぶん、本書に対しての抗議なんてなかったのではないかな。私のような不信心でキリスト教のマインド・コントロールを受けていない人間が本書を読む意義は、こんなトンデモな内容の文書を聖典としていただく宗教が、なぜ世界宗教となりえたのかという問題を考えることにあるのだろう。そして、これはキリスト教やユダヤ教と言った特定の宗教にかぎらず、人間はなぜ非合理なものを信じなければならないかという問題なんだろう。もちろん本書にその答えはないのだけど。
16 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
救いの本ではありません, 2001/07/27
レビュアー: カスタマー 千葉県船橋市
山形浩生が翻訳に選んだ事と、この「誰も教えてくれない聖書の読み方」という題名から読んだのですが、面白かったです。 2千年も前の事ですから、いろんな人間の勝手な解釈が無いわけがなく、それじゃ、それら脚色を取り外したらこんなになりましたという本です。
私自身、聖書を読んだ時に、殺しはあるは、人の嫁は奪うは、神様はいつもい怒っているは、特に旧約は、なじめませんでした。この本はそんな気持ちを素直に代弁してくれています。
22 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
免疫のない日本の読者は要注意, 2001/04/10
レビュアー: hjk 東京都新宿区
聖書をひたすら自分で読んでみようという本。ありがたくて退屈なはずの聖書もよく読むと「どん欲、血みどろ、情欲まみれ」だし、キリストも大食漢の「おデブ」に成り果ててしまう。
評者は、小学生の頃、教会の日曜学校のキャンプでちょっとませた上級生からこの手の話を教えてもらって妄想を膨らました記憶がある。その程度のことなので、分別のある大人が読む本ではない。訳者も「山形なんて、信用できないというのであれば、ほかに各種の『聖書物語』とかいうのを読んでみたり・・・」といっている。
しかし、キリスト教国のアメリカでも聖書が読まれなくなったからこんな本が成立するのだろうか。
それでも本書を読んでみたいという人は、著者の言うことを真に受けて、旧約聖書が血みどろの記録だから旧約の民はとんでもないやつだというような反ユダヤ主義に陥らないよう注意が必要。