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(回答先: 南部の大学より 投稿者 小さな留学生 日時 2004 年 10 月 01 日 19:03:16)
小さな留学生さん、お久しぶりです。
南部の大学に編入されたそうで、如何がお過ごしでしょうか。(これは挨拶なので返答は必要ありません(笑))
ブッシュ氏は、気の利いたフレーズや切れのいい論理で説くのではなく、限られた内容を信仰告白のように語ることで、ある層の支持を受けている面があると思っています。
ブッシュ氏の言動は、空虚な理屈をもっともらしく語る政治家にウンザリしている層に好ましいものに映っているのではないでしょうか。
(私も衛星放送で討論会を少し見ましたが、インテリや都会人にはケリー氏は受けるだろうが、そのような人たちを嫌う人たちにはブッシュ氏が受けるのだろうなと思いながらしらけてみていました。ケリー氏でもブッシュ氏でも米国の政策は同じだと見ていますし、ブッシュ政権には最後まで責任をとって欲しいと思っているので、再選も可です(笑)南部も州兵としてイラクに派兵されて死んだり傷ついた人がいる町も多いので、それがけっこう反ブッシュにつながるだろうと思っています)
CNNのコメンテーターのような解釈は、元々ブッシュ氏を能無しだと思っている人たちには「そうだ、そうだ」でしょうが、ブッシュ的言動を“実直”で“信仰心篤く”“飾り気”もないと思っている人には「あんたのほうがエラソぶって胡散臭い」というものでしょう。
“ブッシュ好き”のひとに、「ブッシュはバカ」だとか「ブッシュはまともに思考できない」といったスタンスで攻めるのは愚策でしょうね。
米国の問題は、農産物・軍需・航空機そして娯楽などを除き、生産しないで消費する大国になっていることです。
金融取引利得と赤字財政支出で生産(供給)不足のお金を埋めて、輸入した財を消費するという構造です。(それなら、同じ財をできるだけ安く輸入できるところで生産してもらったほうがいいということになります)
そして、世界の問題は、そのような米国が存在しないとうまく循環しない経済構造になっていることです。
ですから、米国が食い尽くされたら、世界が経済崩壊の瀬戸際に立たされることになります。(世界の超大金持ちの人々がどこまでわかってことを進めているのかは微妙です)
お見通しのように、日本は相変わらず不様な政治状況が続いています(笑)