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(回答先: 実はいま,私のアマノジャクアンテナが「韓流は罠だ」と告げていまして…… 投稿者 やました 日時 2004 年 9 月 25 日 23:56:57)
>私のアマノジャクなる直感(!)
>のなせるわざでして,今現在日本の「反動化」が進行してるとするならば,
>それは誰もがいかにも反動化とおもうようなところにおいてではなく,誰も気がつかないよう>な微細なところにおいてこそ進行しているのだという予感があるわけです。(!)
その通り!
>そして,急に降って沸いたかのようなこの「韓流」ブームとやらこそは,まさにその微細なところにおいてひそかに進行する反動の現場のひとつであろうと,このように読んでいるわけです。
>一般的には,「ここ2年あまり続いた北朝鮮バッシングによる右傾化」にたいして,韓流ブームはその傾向を逆転させるものとして,世間の進歩的な人々からは肯定的に受け止められていますよね。ネット上で「進歩的」なことでしられるあそこやここでも,進歩的な方々がさかんに韓国と韓流ブームをほめてらっしゃる。なかには,おやおやこの人そんなに韓国に詳しかったっけと思うような人もすいぶん大仰なことをいっておられるのもお見受けする(笑)。
>ただし,私のアマノジャクアンテナはここでピピピと反応しまして,違うぞそうじゃないぞ,韓流を愛でる精神と北朝鮮叩きをする精神は実は連続的で,両方とも現代日本の帝国主義的精神のあらわれだぞと,このように告げるのであります。このアンテナのシグナルにしたがって,今年から来年の日韓何とか交流年にかけて,私はしばらくこの問題に注力しようかなんて思ってます。「つくる会教科書」は,しばらくやらない。それは「誰でも気がつくような反動化」にすぎないだろうから(というか,もうすでに「つくる会」は終わっているというのが本当で,騒ぐのはかえってかれらが喜ぶだけだろうなと思いますが)。ただし,これは私だけがこだわってる変奇なる問題意識であって,皆さんにはお勧めしません
いえ、私もそのような事を薄々感じ始めていたのです。私は少し前まで韓国の日本文化解禁であれ、小泉訪朝であれ、韓流ブームであれ、ジェキンズさん帰国であれ、東アジアがEUの関係に近づくためのプロセスとしてとらえて、歓迎する気持ちでした。しかし、一向に東アジアの対立はなくならない。北朝鮮は韓国がどれだけ太陽政策をしても、日本がどれだけ援助をしても、鎖国強硬策を弱めない。しかも、韓流ブームの仕掛け人である同じマスコミが政府以上のゴリゴリ反北強硬派である。何かおかしいと。日朝であれ、日韓であれ、日中であれ、一見表面的に対立が解消しているように見える間にも矛盾はますます深化し、破滅的な事態へ進んで行っているではないか。10年前のファッショ右傾化の不安が2,3の楽観的なニュースで打ち消されるどころか、ますます全面的な対立は深化してきている。小泉訪朝で、ジェキンズさん帰国で、拉致問題は解決に向かい始めたというのは楽観のしすぎではないのか?むしろ北朝鮮の高飛車な態度は改まらず、拉致問題解決はこれからも厳しいのではないだろうか。
しかも、韓国で何故今頃反日法案なのか?意味が分からない。日本文化解禁で仲良くなってきたつもりであった。何も終わってなかったのだ。リングの最後のシーンじゃないが、日韓の戦争のしこりが戦後半世紀以上経ってようやく終わったと思ったら、どでかいまさかりを持って戦争がそこに立っていた。
今や左翼ですら、総転向総右傾化しかねない状況がそこにあるのではないか。韓流とは、日本社会があたかもオウム事件より前からと同じ寛容な社会であるという風に見せかけるための装置。実際は違う。オウム事件で日本は変わった。寛容さも自由も制限され、左翼の論調も次第に右へ右へと民族主義の方向に流されている。テレビの馬鹿騒ぎはこれを隠すための装置。