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(回答先: 雑誌「薔薇族」が休刊(時事通信) ― 1971年創刊。ピーク時3万部から最近は3千部程度に落ち込む。 投稿者 シジミ 日時 2004 年 9 月 22 日 19:41:47)
シジミさん、こんばんわ。
あれは、大学時代の話です。
大学の専門課程に上がり、実家から離れて、大学の学生寮で貧乏生活することになりました。
しかし、最初の1年間は、相部屋です。2年目から一人部屋へ移れることになっていましたので、まあ1年ぐらい相部屋でもかまへんか。
縦長の6畳間に、2段ベッド。これから寝起きをともにするやつはどんなやつだろう?
初めて顔合わせし、自己紹介しまして、相手は優しそうなナイスガイで一安心。同じ農学部の大学院生らしい。
翌日、引越し荷物を入れようと、押入れを開いたところ、もうすでに相方のの荷物が入っておりました。でも、荷物の下のほうに、何やら怪しい雑誌が見え隠れ。
どんな雑誌か、内緒で見たところ「サムソン」「薔薇族」という雑誌でした。
中身を見てビックリ仰天。それは、まさしくマッチョな人たちが肉体を惜しげもなくさらしだしている「モーホー」系の雑誌に違いありません。
さあ、どーするジャック・どんどん!? 寮を出るか? それとも運命を受け入れるか?(何の運命やねん!)
夕方、帰ってきた相方に勇気を出して聞いてみました。
ジャック 「押入れの荷物なあ、お前のもんやろ?」
相方 「ええ、・・?まだ、荷物もって来てへんけど。」
ジャック 「ほな、押入れの荷物は一体だれのもんやねん?」
相方 「たぶん、前の入居者が忘れとんやろ。」
ジャック 「ほんまか。そら、よかったわ。」
(ああ、ホンマよかった(本心です)。そうやなかったら、どないしょう。途方に暮れるところや)
その後、一年間、この相方と何事もなく相部屋暮らしをして、翌年には無事に一人部屋に移ることできました。
メデタシ、メデタシ。
という小生の学生時代の「薔薇族」の思い出でした。
そういうたら、寮生活時代、気の弱そうな朝日新聞の配達員が勧誘にきたんで、まあええわと思いとってあげてました。ドあつかましい勧誘やったら断ってましたが。
朝日新聞が阪神間で隔週で配達しているAプラス1という朝日新聞のミニコミ誌がありました。それに、当時、中島らもさん(故人)が『ボクに踏まれた町とボクが踏んだ町』(朝日文庫でも読めます)という爆笑青春エッセイを連載しておりました。
毎回楽しみにしてましたが、その中で中国の詩人の杜甫(やたっか?)酔っ払って夜空のお月さんをつかもうとして、転んでなくなった、といのがありました。
ひょっとしたら、中島らもさんも、酔っ払って「お月さん」をこの手につかもうとして、階段から転落してしまったんでしょうか?
中島らもさんのご冥福をお祈りいたします。
関西ローカルの読売テレビの幻のカルト番組「どんぶり5656」「投げやり倶楽部」にも出演、脚本を書いてはりました。
ほんと、とりとめのない雑談になっちゃいました。すみません。