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(回答先: Re: 元々は軍隊での習慣から。 投稿者 Sirent Tears 日時 2004 年 11 月 27 日 23:28:03)
始めまして、Sirent Tearsさん。
>「カッコ良い」選手より「カッコ良いプレーができる」選手を観たいね。
同感です。下にボストン・レッドソックスに関するZAKZAKの記事(2004/10/26)を転載します。このチームの選手たは実にむさくるしいのですが(本人達はかっこ良いと思っているのかも知れません)、ワールドシリーズを制しました。どんなにむさくるしくても、良いプレーを見せてくれればそれでいいでしょう。(彼等の長髪がSirent Tearsさんの仰るような理由で、治療の妨げになったとしても、そんなものは自己責任です。)
日本では、野村、森、井原といった監督たちが、いい歳したプロ野球選手に対してまでも「茶髪禁止」を強制してきました。彼等は少年時代に高校野球により刷り込まれた美意識から自由になれないのだと思っています。
http://www.zakzak.co.jp/spo/2004_10/s2004102606.html
【セントルイス(米ミズーリ州)25日=米沢秀明】ワイルドカードから勝ち上がり、ワールド・シリーズに2連勝と好調のボストン・レッドソックス。その強さの原因は、“粗暴な軍団”“だらしない身なり”“みすぼらしい”などといわれてきた選手たちの個性にあると米メディアが分析するようになっている。86年の呪縛(じゅばく)を解くのは、長髪にひげの型破りの選手たちなのかもしれない。
リーグ優勝シリーズからワールド・シリーズにかけて、現在6連勝中というレッドソックスの主力選手は大半が個性的な身なりをしている。
1番のジョニー・デーモン中堅手はストレートの長髪をなびかせてグラウンドを疾走。3番マニー・ラミレス左翼手は“そば粉ヘア”と呼ばれる盛り上がった髪形にヘルメットを乗せて打席に入る。先発右腕ペドロ・マルチネス投手は、歌手のリック・ジェームスのスタイルをまねてあごひげと帽子の両側からアフロヘアをはみ出させ、中継のブロンソン・アロヨ投手は髪を編みこみ、“コーン・ロウ(トウモロコシ頭)”スタイルにしてマウンドに上がる。
選手たちは自らのことを『イディオッツ(バカ軍団)』と呼び、プレーも私生活もできるだけ互いの個性を尊重する雰囲気。最初に『イディオッツ』といい始めたデーモン中堅手は前日24日、カージナルスを下した後、こう言った。
「別にヤンキースを逆転したからといって、賢い野球をするつもりなんてない。ただ、好きな野球を思い切りやるだけ。それが一番重要だ。むしろ余計なことを考えることを排除することに努力している。無駄に頭を使うことは、おれたちのチームの個性を傷つけるからね」
26日第3戦先発のペドロ・マルチネスは、この日、DH制のないカージナルスの地元ブッシュ・スタジアムで久しぶりの打撃練習。当たりそこねの打球をチームメートに冷やかされながら、髪を振り乱していた。
この「バカ軍団」を指揮官はどう思っているか。レッドソックスのフランコーナ監督は、「去年ぐらいから、選手たちの長髪とひげがかなり目につくようになってきた。一応、『お前たち、それは何とかならないのか』と言ってはみたが、誰も言うことを聞いてくれなかった」と説明しているが、これは表向き。実は、フランコーナ監督、エプスタインGMともに、「グラウンドに出ていいプレーができることを証明してくれればそれでいい。もちろん、髪はいくら伸ばしてもいいし、ひげも好きなようにしていいぞ」と選手たちに言っている。
選手は紳士であるべきとするライバルのヤンキースの地元ニューヨークのマスコミは、ことあるごとにレッドソックスの選手たちのスタイルを「スポーツマンらしくない」「だらしなくひげをのばしてみすぼらしい」などとこき下ろしてきた。
しかし、ワールド・シリーズに入ってからはピタリ。1920年に金銭トレードされたベーブ・ルースの亡霊によってレッドソックスは優勝できないと言い伝えられている“バンビーノの呪い”も、現在の選手たちは「それは迷信だろ」と強気だ。
ZAKZAK 2004/10/26