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(回答先: 根来コミッショナー、9月末にも辞任の意向【朝日】取組み最中に行司が土俵から降りるのを宣言したような変な感じ 投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 9 月 20 日 05:51:00)
【めでぃあ・オフノート&投稿紹介】
▼根来氏の再就職先
▼ファンの味方は誰だ?
【めでぃあ・オフノート&投稿紹介】
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いつもメールを読ませていただいております。
元?コミッショナーの根来氏について9月17日の日経の記事
に再就職先が載っていますね。
なんだ、次が決まってたからサッサとズラトンこいただけじゃ
ん、っていうのが正直な感想。
ご参考までに
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消費者機構日本の新会長に根来氏
悪質商法や不当な契約による消費者被害の拡大を防ぐため、日
本生活協同組合連合会(日生協)など消費者団体が中心となり17
日、新団体「消費者機構日本」を旗揚げした。会長には根来泰
周・前公正取引委員会委員長が就任した。
設立には日生協、日本消費者協会、日本消費生活アドバイザー
・コンサルタント協会に加え、弁護士や司法書士、学識経験者
ら35人の個人も参加した。同団体は消費者に代わって消費者団
体が企業を相手に訴訟を起こせる団体訴権の創設をにらみ“受
け皿”となる体制を整備する。
団体訴権は悪質な勧誘や不当な契約内容に気づいた消費者団体
が差し止め請求に動き、被害拡大を防ぐのが狙いで、国民生活
審議会(首相の諮問機関)が法制化に向け議論している。
(19:35)
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1G1702F%2017092004&g=K1&d=20040917
(Mさん)
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▼投稿感謝。くっそー、そういうことだったのか。なーにが“
根来は最大の被害者かも”(産経新聞)だよ。けっ。
▼今号はスト関連の雑感になるが、きょう真っ先に取り上げる
べきは、やっぱきのう(20日)の新庄でしょう。ものすごい
試合だった。スコアのとおり、大乱打戦。
ダイエー 206 000 220 12
日本ハム 202 104 004x 13
まず新庄ら5人の選手が、ゴレンジャーのマスクをかぶって守
備練習。カエルとかスパイダーマンに続く第3弾やね。
そしてダイエー3点のリードを追う日ハム、9回裏の攻撃。3
点とって12対12。なおも二死満塁。まわってきた打者は4
回に本塁打を打っている新庄。三瀬の初球、143キロのスト
レートを左中間スタンドに! 満塁サヨナラ本塁打!!……だ
ったのに、スコアは13対12。
16対12じゃないの???
一塁をまわった新庄は二塁の手前で、一塁走者だった田中幸選
手と抱き合っちゃったんだねえ。抱き合って、クルリとまわっ
て、新庄が田中を追い抜いてしまったのダ。
前の走者を追い抜いたら、アウト。
それまでに三塁走者がホームインしていたからサヨナラ勝ちは
変わらず、新庄の記録は単打に。お立ち台で新庄は「今日のヒ
ーローは(ファンの)みんなです!」、ファンの大歓声。こん
なシナリオ、誰も思いつかないよ。新庄ってのは、天性のエン
タテイナーだねえ。昨日は北海道の人たちが羨ましかった。
神宮ではヤクルトの五十嵐投手が3球連続158キロ投げるし。
なんというか、たとえばイチローの打席って、三振だろうとボ
テボテのゴロだろうと、見たいなあと思うじゃあないっすか。
そういう、理屈抜きで「見てぇ」と思わせる――おそらく長嶋
茂雄のプレーがそういうものだったのだろう。「門田の三振」
も、よく引き合いに出される――そういう選手が、極端に少な
くなったんだろうね。新庄や五十嵐は、その数少ない、貴重な
選手たちだ。
▼きのうの試合でわかったが、選手たちは「ファンのため」を
忘れていない。しっかりプレーしてるんだもの。
たしかに、古田選手会会長が示した「再来年参入確約でOK」
「年俸1億円超選手の年俸50%カット容認」などの私見に、
選手たちの意見は揺れている。
讀賣・高橋由「(古田会長の話は)直接聞いたわけではないの
で…。言葉の行き違いがあってはいけないので、現段階でのコ
メントはできない」
讀賣・仁志「個人的にはあんまり妥協はしてほしくない。来年
度に参入することはそんなに難しいことじゃないと思うし、(
経営者側は)まず努力をしてほしい」
オリックス・三輪「古田さんから聞いていませんので…。スト
は回避したいということなのかもしれませんね。来季からの新
規参入にこだわる? 今は何とも言えません」
近鉄・礒部「古田さんの発言は直接聞いてないので話してみな
いと分からない。個人的には(加盟申請の)審査をきっちりや
ってほしいし、来年から12球団でやりたいと思ってます」
阪神・今岡「古田さんの考えは、選手みんなの考え。それに従
っていくだけです」
広島・西山「正式に古田さんから話を聞くまでコメントのしよ
うがない」(スポーツ報知から)
決定的な齟齬に至らないことを願う。阪神の野崎勝義球団社長
(62)のように、「来期新規参入は可能」との見解を示す経
営者たちも、ちらほら出てきている。
▼やっぱりオーナーのアタマの中身、意図がわからない。そも
そも根本的な話だが、「1リーグ制にしたい理由」がわからん
。経営難、だけなのか? そして、「新規参入を拒む理由」が
わからん。偏狭な内輪意識、だけなのか?
もしも「できれば2リーグ制は保ちたい」という思いがあるの
なら、まるで奇跡のような新規参入の名乗りを歓迎すべきだし、
ほんとーによくわからん。誰か明快に説明してくれろ。
と思っていたら、明確に説明してくれた社説が讀賣19日付に
載っていた。この文体が、なにか現今の「寄らば大樹の陰メデ
ィア」の思想をあからさまに象徴しているように思え、全文引
用しておく。
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プロ野球スト「何が選手たちの真の望みなのか」
不毛なストに突入した。優勝やプレーオフ進出争いが山場に差
し掛かっているペナントレースの、週末の熱戦に水を差されて
しまった。
「来季から(球団を)増やす」「最大限努力する」。この文言
を選手会は合意文書に入れたがった。
経営側は、これでは来季に十二球団の態勢で臨むことが前提と
なってしまい、「新規参入球団の公正な審査にタガをはめてし
まう」と、受け入れなかった。
この点を「かたくなだ」として、ストの責任を経営側に転嫁す
る声がある。そうだろうか。
新規参入を目指す球団の「審査」は、慎重の上にも慎重を期す
必要がある。経営側がこだわるのは、過去にいくつもの失敗例
を知っているからだ。
一九五四年、奇数球団を嫌ったパ・リーグは、財界に働きかけ
て、強引に「高橋ユニオンズ」を参入させ、八球団にした。手
続きは三か月で完了させた。
しかし、経営難から同年暮れ、別会社の支援を受けるようにな
り、三年後には大映に吸収合併されてしまった。
その後も、一年で経営を放り出した日拓ホームの例や、太平洋
クラブで四年、クラウンライターで二年と、目まぐるしくユニ
ホームが変わったライオンズ(現西武)のケースなどがある。
プロ野球界の一翼を担う責任感と自覚が経営者にあるのか、そ
のための経営基盤は盤石か、これらの点に、慎重な見極めが必
要だ。
コミッショナーが提案した「新規加入球団審査委員会」に、来
季から、公平で透明な審査を託そう。経営側の考えは一致して
いた。
選手会の希望で“密室”の中、続けられた交渉は、時間切れ寸
前に一度合意に近づいた。新規参入について「最大限誠意をも
って審査する」という妥協案だった。だが、「二〇〇五年」の
挿入にこだわる選手会の弁護士と一握りの選手によって、議論
は振り出しに戻った。
「勝ったのは弁護士だけ。第三者を介在させたのは間違いだっ
た」と、パの元球団代表が分析していた。
選手一人一人に聞いてみたい。来季、絶対にパが六球団でない
とダメなのか。それが実現しない限り、ストを続けるつもりな
のか、と。
交渉の後、横浜の三浦大輔選手が言っていた。「子供たちが将
来、野球をやりたいと思うようにしていかないと」。同感だ。
プロ選手が実現した夢を、野球少年たちにも追いかけてほしい。
だからこそ、試合を拒む選手の背中など、子供たちに見せたく
ないのだ。
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1リーグ制にしたい理由は、視野狭窄の自己保身。ほんとうに
、これだけではないか? 理念なき球団運営を覆い隠す詭弁。
強い立場の人間(=オーナー)に対して諂(へつら)い、弱い
立場の人間(=選手)に対して強張る社説筆者に、
「何があんたの真の望みなのか?」
と問いたいのは、ぼくだけではなかろう。
だいいち、新規参入を望む企業に注文をつける資格が、ライブ
ドアや楽天を「慎重に審査する」資格が、既存のオーナー企業
群に微塵でもあるというのか?
古証文を引っ張り出して、賢しらに「プロ野球界の一翼を担う
責任感と自覚が経営者にあるのか、そのための経営基盤は盤石
か、これらの点に、慎重な見極めが必要だ」などと、書きも書
いたり讀賣新聞、傲岸不遜の真骨頂ではないか。
「プロ野球界の一翼を担う」などの一言に、世間知らずの選良
意識が透けて見える。讀賣よ、自らの読者の目を恐れよ。
オーナー1人1人に聞いてみたい。来季、絶対にパが5球団で
ないとダメなのか。それが実現しない限り、ストを続けさせる
つもりなのか、と。
交渉の後、星野阪神SDは言っていた。「せっかく新規参入し
たいという企業が出てきているのに、なぜ拒否するのか説明も
ない。審査っていう言葉も上から見下ろしてるように聞こえる
。“たかが選手”発言に通じるものがある」「ファンが選手会
の方を多く支持したというのがすべてだよ」と(星野SDは1
、オーナーと選手会の直接交渉 2、新規参入の門戸開放 3
、ファンのための球界改革――の3カ条を提案)。
中日の落合監督は言っていた。「経緯を考えてみろ。選手会も
やりたくてストをやったわけじゃない。(機構側に)やりよう
ならいくらでもある。時間もまだあるじゃないか」(以上2人
の発言はスポニチ19日)。
同感だ。プロ選手が実現した夢を、野球少年たちにも追いかけ
られる余地を、【メジャーリーグだけではなく、このニッポン
にも】残してほしい。
だからこそ、選手を見下すオーナーの傲岸な振る舞いなど、ま
してや讀賣社説のような腐った言論など、子どもたちの目に、
微塵も触れさせたくないのダ。
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竹山 徹朗
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