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(回答先: 西側の報道は憶測、体外向け会場に掲げられた肖像画 [朝鮮新報]【金正日は元々自分の肖像画を掲げることに反対だったと】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 11 月 23 日 00:53:17)
国家情報院は24日、北朝鮮の一地域で金正日(キム・ジョンイル)総書記の肖像画が撤去されたのは、金父子の世襲など対外的に否定的なイメージを改善するための措置であって、北朝鮮内部が崩壊する兆しではないと明らかにした。
特に、金委員長やその他の北朝鮮権力機関の活動が安定的で、最近金委員長の外部活動もキャッチされているとした。
国家情報院はこの日開かれた国会情報委員会で、北朝鮮の内部情報と資料などを土台にこのような内容を報告しながら、外国メディアの「異常兆候報道」に対し、「確かではないと判断する」とまで述べたと伝えられた。
国家情報院はこの日、情報委員会に報告した「最近の北朝鮮の主要動向」と題した資料で、「金正日総書記の肖像画は金総書記が後継者に内定された以後の1975年から、金日成(キム・イルソン)主席の肖像画と並んで掛けられていたが、すでに1990年代初めから『外国人の訪問が頻繁な公共施設の金総書記肖像画は取り外す』という内部方針を下逹した例がある」とした。
また、「しかし、一部の地域では忠誠心を誇示するため、肖像画を引き続き掛けてきたが、最近になって人民文化宮殿内の国際会議室、万寿台議事堂など一部の場所からこれを撤去した」とした。
国家情報院は肖像画撤去の指示に対し、「金総書記は過去から過度な偶像化を嫌っていた」と説明したと伝えられた。しかし、国家情報院は「北朝鮮が経済改革の持続による副作用の最小化に向け総力を挙げる中、『非社会主義現象』と外部思潮汚染を防止するため海外派遣者に対する規制を強化するなど、住民統制に苦心している」とも話した。
これに対して与野党議員らは北朝鮮の権力変動可能性など、多様な場合について質疑しながら、万が一の事態に備えた政府レベルの対策まとめも要求した。
ハンナラ党の権哲賢(クォン・ヒョンチョル)議員は「国家情報院は特異な動向がないと言うが、中国や米国、日本など外国の反応が尋常ではないことを見れば、政府も万が一の事態などに備えた対策を立てなければならないのではないか」と質疑した。
特に、一部の情報委員らは中国が一部軍隊を北朝鮮との国境地域に配置したことは、北朝鮮内部の権力変動に備えたのではないかと言う主旨の質問をしたと伝えられた。
またの情報委員は「北朝鮮内部での携帯電話使用禁止措置を取ったことがあると聞いたが、これこそ北朝鮮内部の事情が外に流れ出すことを阻止するための措置」とし、「北朝鮮内部で何か大きな変化が起きていると見なすべき」と述べた。
また、ハンナラ党の孔星鎭(コン・ソンジン)議員は、「最近、北朝鮮の呉克烈(オ・グクリョル)大将息子の亡命説や、北朝鮮内の反金正日ビラの撒布など、異常兆候がマスコミに報道された」とし、これに対する国家情報院の評価を聞いた。与党の某議員は「肖像画撤去などが反体制活動の増加を示唆するのではないか」と聞いた。
これに対し、国家情報院側は「反体制活動が増えたとか内部的な変化などが発生したと見るほどの特異動向や変化の兆しは発見されていない」としたが、「ただ、何も発生しなかったと見なすのではなく、万一の事態に備えた対策も立てている」と応えたと伝えられた。
体制批判ビラの件について、国家情報院側は「体制批判のポスターは事実そのものを確認することが難しい上、現実的に密かに貼りだすことが難しいだけに、信じがたい」とし、呉克烈大将息子の亡命説については、「現在まで確認されたことはない。 事実無根であると、国家情報院は把握している」と返答したと伝えられた。
尹鵆B(ユン・ジョンホ)記者 jhyoon@chosun.com
ペ・ソンギュ記者 vegaa@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/11/24/20041124000067.html