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交通死亡事故が大幅に減少して気をよくした秋田県警が、交通死亡事故者を55人に抑えようと「ゴーゴー作戦」という軽はずみな名前の作戦をはじめたら、毎日交通死亡事故が発生し、たちどころに交通死亡事故車が70人になってしまったのです。
■秋田 (秋田さきがけ新報)
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ことしの交通事故死者70人に/県警の「55作戦」挫折
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寺田典城知事名で初の「交通死亡事故多発非常事態宣言」が発令された翌日の22日、美郷町と秋田市で相次いで死亡事故が発生し、ことしの県内の交通事故死者は70人となった。ことしは先月末までの交通事故死者が56人(前年同期比17人減)と大幅に減少。県警は、昭和35年以来44年ぶりに死者を60人台に抑えようと、今月11日から来年1月4日までの55日間におよぶ「交通事故死者最少化55(ゴーゴー)作戦」を展開していた。しかし作戦開始からわずか12日で12人が死亡、作戦は挫折した。
11月の県内の交通事故死者は、22日で14人。ことしに入ってからの月ごとの死者数は6月の13人が最多だったが、これを上回った。過去5年間の11月の平均死者数は9・2人。県警交通企画課は「近年にない記録的なペース」と予想外の展開に危機感を募らせている。歯止めがかからない状況について、県警交通部の安保鉄夫部長は「60人台に抑える目標が達成できず残念だ。55作戦、交通死亡事故多発警報、非常事態宣言と重ねて交通安全意識を喚起してきたが、県民の隅々にまで浸透していないのだろうか」と話す。
県警は、今月発生した14件の死亡事故には「高齢者」「歩行中」「薄暮時間帯」の共通点があると分析。21日の非常事態宣言以降、県内17署や県警交通部の実動可能な警察官の7割をパトロールや取り締まりに振り向け、かつてない態勢を敷いている。
(2004/11/23 10:45)