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(回答先: 見事にブッタ斬られてしまった。降参です。 投稿者 バルタン星人 日時 2004 年 11 月 17 日 07:53:26)
バルタン星人さん、どうもです。
上田秋成のことは、深読みしすぎで、感謝しています(笑い)。
秋成のことは、学生時代に彼の時勢(江戸時代です)評論など読んだことがあって、批評眼・毒舌の鋭さは今の田中康夫ちゃんも真っ青になりそうです。
こういう人に絡まれるとカナワンでしょう。本居先生も難儀だったんじゃないでしょうか。
その流れで、天皇制の起源について本居宣長との論争してたのを思い出しました。なんで上田秋成かというと、今は亡き松田道雄さん(市井の小児科医・アナーキズム研究家)のエッセイかなにかで、秋成のことが出てまして興味をもって読み始めたわけです。
「雨月物語」や「春雨物語」も日本人の深層を描き出していて面白かったのですが、すこぶる面白かったのが時勢評論でした。
天皇制論争については、少し書物をあたってみますが、バルタン星人さんの解釈でほぼバッチリ
だと思います。上田秋成の生涯についても、なかなか複雑な人生を歩んで面白いのですが機会があれば紹介したいと思います。
日本では「精神の生態学」で有名なベイトソンですが、第二次世界大戦のアメリカ参戦のために世論誘導していた履歴は余り知られていません。なぜか、空白になってます。マーガレット・ミードとのコンビはかなり怪しいかもしれません(案外、「300人委員会」のコールマンの指摘している支配層の「エージェント」説はあたっているのかも)。
鶴見俊輔の母親に対するトラウマ生んだ原因が、「深夜、内緒でゴーフル(神戸風月堂)という洋菓子を盗み食いしていた」ことだって。その盗み食いをしていた俊輔に対して「あなたは悪い
子だから、そういう悪い子ができたことは、ご先祖さまに申し訳ないから、あなたを殺して私も死にます」だって。(「考える人 2004年秋号 少年の避難所」に載ってます)かなり、変な家庭です。当たり前か。
マレーネ・ディートリッヒの映画、レンタルで探して見てみます。
どうも、ありがとうございました。(メカ音痴なので、バルタン星人さんの投稿を貼り付けできませんでした。)