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(回答先: 両陛下が中越震災ご配慮、婚約発表を延期【読売新聞】 投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 11 月 15 日 12:53:07)
黒田さん、異例の『別室勤務』
黒田慶樹さんが勤める東京都都市整備局建設業課では、早朝から職員が出勤して話し合いが行われていた=15日午前7時55分、都庁で
天皇家の長女紀宮さま(35)との婚約が明らかになった東京都職員の黒田慶樹(よしき)さん(39)=東京都渋谷区=が十五日午前九時ごろ、新宿区の都庁に出勤した。しかし、都側の判断から報道陣の前に姿を見せないまま本来の職場とは別の部屋で仕事に当たった。執務の様子なども一切明かされず、都側の過剰な反応ぶりが目立った。
黒田さんが勤務する都市整備局建設業課がある都庁第二庁舎三階には午前七時すぎから、報道陣約二十人が詰めかけた。廊下の壁には「執務室内における取材や撮影はご遠慮いただいております」と記された紙が張られ、警備員が巡回し、ぴりぴりしたムードに包まれた。
午前九時、同課では黒田さんが姿を見せないまま窓口業務が始まった。その後、同局の広報担当職員が報道陣に「黒田さんは出勤し、別室で勤務を始めた」と説明した。
しかし、「別室はどこか」「本人の様子は」「一日中別室にいるのか」などの質問には「言えない」「分からない」を連発。異例ともいえる別室勤務の理由についても「窓口の混乱を防ぐ意味合いが大きい」と答えるのみで、「取材はご勘弁を」と対応を打ち切った。
都市整備局は十四日、黒田さんの取材について報道各社に対し「正式発表前までは、本人の静かな日を過ごしたいという意向もある」とした上で、出勤や帰宅を含む都庁内での取材自粛を求める異例の文書を出していた。一切の取材に応じない姿勢に対し「お祝い事なのにもう少し他のやり方があるのでは」など、都庁内部から疑問視する声も聞かれた。