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(回答先: 新型犯罪の増加と警察一部独立採算制度について 更に阿修羅 緊急時K部屋 投稿者 考察者K 日時 2004 年 11 月 13 日 22:02:07)
http://www.kobe-np.co.jp/shasetsu/030126ja17020.html
刑務所偽装製品/「公」がこんなことでは
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2003/01/26
実用的で仕事が丁寧、しかもリーズナブル。購入することで、受刑者の社会復帰を手助けすることにもなることから刑務所製品は人気がある。
ところが、信頼をおとしめる行為がまかり通っていた。
法務省所管の財団法人矯正協会が、福岡刑務所の協力で開いた刑務所製品展示即売会に、輸入された家具の飾り棚が刑務所製品と偽って展示されていた。
福岡県宗像市の家具販売会社社長が展示即売会のチラシに、自社商品そっくりの飾り棚が「岡山刑務所製品」として販売されているのを見つけ、福岡刑務所に抗議の電話を入れたのが発端だ。
刑務所の担当者は当初、「すべて刑務所で作った」と突っぱねたが、間もなく幹部が訪れ、「刑務所以外のところから仕入れた家具が展示されていた」と釈明した。納得のいかない社長が公正取引委員会に通報すると、あらためて刑務所側から「認識が甘かった」とする謝罪文が届いた。
きわめて、お粗末な対応である。
実は「偽装」はこれだけでなかった。
公取委から注意された法務省があらためて調べたところ、刑務所で簡単な金具の取り付けや塗装しただけで刑務所製品と称して販売されていたものが四十八品目に上ることがわかった。こうした状態が二十年も続いていたというから、驚く。
法務省は四十八品目を内々に販売リストやカタログから削除していた。姑息(こそく)なやり方は、不信を増幅させるだけだ。
刑務所製品は、労働の成果を社会に還元するものであると同時に、そこで覚えた技術は、受刑者が社会で身を立てる手段となり、作業で得られる手間賃は自立に欠かせないものとなる。受刑者のためにというのが本来の目的である。「偽装」は、そうした目的を著しくゆがめるものだ。
世間の信頼を失えば刑務所製品そのものが成り立たなくなる。食品の偽装と異なるのは、そのことが刑務作業を塀の中に閉ざし、受刑者はますます社会から隔絶された存在になりかねないということだ。
刑務作業そのものがノルマ化し、売り上げを競い合うような側面はないのか。法務省は実態を徹底的に調べ、本来の趣旨に沿ったものへ改めるべきだ。
最近、刑務官による受刑者への陰惨な暴力が発覚した。刑務所は、それでさえ外部からうかがい知れない場所だ。長年にわたる偽装といい、いつの間にか世の中の常識から逸脱していたということがないよう、ふだんから「風通し」が必要だ。
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どうも、懲役者というのは外の人が思っている以上に役立たずのようです。製造する家具や毛布衣類なども刑務所用以上のものはできないのでは、という気がします。
刑務所民営化といえば、ホーマーシンプソンも見ているOZ(低俗番組といわれているらしい)では刑務所民営化されてましたね。(どちらかと言えば悲観的で、「精神病薬が停止になる」と保健婦が困る場面とかありました=実は囚人本人は今まで貰っていた向精神薬は捨てていたのでそんな心配も実はいっさい無駄なのですが=