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中国の著名な映画監督、陳凱歌監督が9日、神戸市の神戸学院大学に招かれ、同大法学部創立10周年を記念して「中国映画にみるアジア的価値と伝統」と題して講演した。
陳監督は講演の中で、米国のベストセラー小説が原作で、このほど撮影が終了した米映画「メモワール・オブ・ア・ゲイシャ」(邦題・さゆり)に触れ、作品の中で比較的重要な3つの女性の役をすべて中国人女優3人が演じたことについて「私自身は理解できない。芸者は日本の悠久の文化の一つの形として、中国人が演じられるものではない。どのように歩き、どのように扇子を持ち、どのようにほほえみ、どのように人を見るか、そうした一挙手一投足すべてに日本文化の素養があって初めて演じられる役だと私は思う。だが、米国の映画制作者がそうしたことに気を使うことはないだろう。彼らは恐らくこう言うだろう。『日本人と中国人にどんな差があるのか、われわれが表現するのはそうした細部ではない。われわれが表現するのは、西洋の情操だ』と。だから私は大いに疑問なのだ。これは日本の悠久の文化を体現した作品であり、アジア的価値を体現した映画として撮れるかどうかなのだ」と批判した。(編集ZX)
「人民網日本語版」2004年11月12日
http://j.peopledaily.com.cn/2004/11/12/jp20041112_45136.html