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お前の愚かな行動は、俺と同じ愚かさだった。
今日、田舎の母親と電話で話したとき、同じ話をしたんだが、、お前はもう一人の俺かも知れないと思う。
30年前、海外なんてな〜んにも知らないで、イミグレーションとカスタムが別にあるなんてのも知らないまま、インドのボンベイにたどり着いて、イミグレで、「Home Aderess」を書かなきゃならないのに、必死で「I don't have home in Idea」って訴えてからね。
持ち金ねを、セーブしたくて、駅に野宿したら、周りはあの有名なインドの貧民で、隣で人が死んでいた。
それも知らずに、一緒に寝て、捨てた煙草を拾って吸う子供に、「こら子供は煙草はだめだ!」と真面目に怒っていたからね。
今考えれば、お前と同じ、アホ丸出しの愚かな若者でした(今は愚かなおじさんだけど)。
タイでも、ブッダヘッドと呼ばれた、超飛びのガンジャを、たった10B値切る為に、危険を平気で冒したし、中東に行ったのも「アラビアのロレンス」見て、かっこいいと思ったからだ。
外国人なんて誰も行かない、小さなオアシスの村まで、「誰も行ってない」と聞いただけの理由で行ったし、、、レバノン侵攻の時は、泣きながらTVを見るレバニーズと一緒に憤慨したものだ。
挙句に香港では、拳銃持って追いかけられるし、米国でも、人には言えない話しもある。インドからアフガンに入ったときも、顔を見た理由でスイス人が何十箇所も刺されて死んだ。それで国境が閉鎖されて諦めて出てきた。
お前の愚かさと、俺の愚かさに、なんの違いもないのに、俺は生き抜いて、お前は殺された。
俺は子供もいるのに、お前は首のない体で葬式されてる。
「ああ、何でこんな事したんだろ。神様!もし生きて帰ったらこんな事二度としません!だから、生きて帰して下さい」って。
思ったろうねぇ〜、、、俺も何度も思ったし、俺の昔の旅仲間は、全員経験したと思う。
友人は、スリランカの町までバスで8時間も掛かる山中の安宿で、肝炎になっちゃって、医者に行かないといけないのに、起き上がる事もできない状態で、部屋に入ってくる猿に荒らされ放題のまま寝てたら、隣からロッド・スチュワートの「セーリング」が聞こえてきたんだって(笑)、「あぁ、俺このまま死ぬんだなぁ」と思ったら、悲しむ親の顔が浮かんできて、涙を拭えないまま、ただただ泣いたそうだ。
イスラエルの査証持ったまま、アラブに入るなんて、お前そりゃアホだ。
でもよぉ、それがお前の言う「自分探しの旅」だったんだと思うよ。
探した挙句、見つかるのは、自分の人生そのものが旅なんだと言うことよ。
お前の人生は、お前の旅でしかなかった。
だから「自己責任」なんて目晦ましに騙されて、寝ぼけかます野郎は、自分の人生の旅(人生)の意味さえ知らない間抜けで、調子あわせの無責任野郎なんだから気にするな。
自分の旅に、自分で責任を持ったお前は、お前を探して、旅を終えた。自分の責任は、自分の旅(人生)で取るもんなのも解かっちゃいねぇ無責任野郎に、とやかく言われるほど、落ちぶれちゃいねぇよお前は。
今日もよ、交通事故で誰か死んでいるだろうし、地震で死んじゃった奴もいる。
それぞれが人生で、旅だと思っている俺は、お前の人生、ちょっとだけ特別な旅だと認めてる。
全然知らない奴だったけど、少なくても、お前の人生は、この今の時代を象徴する、意味ある旅だったと思ってる。
軍隊送るのがどう言うことか、送ったらどう思われるのか、しかもその話し合いにも、入れて貰えなかったアホ達に、自分の責任とはなんだか考えさせる機会を与えた。
安らかに眠れ!旅人よ。