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(回答先: 集積場から古紙持ち去り、5人を書類送検へ 世田谷区【朝日】こんな所にも資源消費急増・中国の影 投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 9 月 14 日 22:51:12)
古紙、引っ張りだこ 供給不足の懸念も【朝日】一時価格低下で見向きもされない時期もあったのに、、。
http://www.asahi.com/money/topics/TKY200403120105.html
古紙の価値が急速に高まっている。環境意識の高まりで、製紙原料に古紙がどれだけ使われたかを示す利用率は昨年、初めて6割を超え、急成長する中国への輸出も年々膨らんでいるためだ。将来は発電ボイラー向けの燃料としての需要も見込まれている。回収率は上がっているものの、価格が高止まりし、供給不足も懸念され始めている。
◆対中国輸出や新エネルギーの需要が急増
「古紙をとりまく環境は急激に変わっている。需給の安定をはからないと製紙産業の死活問題になりかねない」
古紙再生促進センターの寺澤道夫理事長はこう話し、中国の急激な需要増による製紙原料不足を懸念する。
同センターによると、90年代後半に年間30万〜50万トン前後だった輸出量は、中国向けを中心に01年に146万トンに急伸。昨年は過去最高の197万トンとなり、回収古紙の1割を占めた。
輸出向けの段ボール古紙価格は、国内価格より2円程度高い1キロ当たり11円強で高止まりし、「古紙業者が輸出を優先するのを止められない」(大手メーカー)状況だ。
日本製紙連合会の大国昌彦会長(王子製紙会長)は「中国では原料の確保先を考えずにとりあえず生産設備をつくる。『日本には余力がない』と言っても、なかなか理解してもらえない」と話す。中国の紙の生産量は年率7%程度伸び続けるとみられ、引き合いは今後も強まりそうだ。
一方、国内でも新たな需要が出てくる可能性がある。廃プラスチックと古紙を混合した固形燃料「RPF」が注目されているからだ。
製紙メーカーなどが、RPFを原料とした発電ボイラー建設に相次いで乗り出している。RPFの製造業者でつくる日本RPF工業会の需要予測では、現在の年間20万トン程度から06年には120万トン程度になる見通しで、うち古紙が半分を占める。これまではリサイクルが難しい紙ごみを原料としていたが、調達が難しくなれば資源の争奪戦になりかねない。
寺澤理事長は「都心のオフィスから出る古紙を有効利用するなど、新たな掘り起こしや回収システムの効率化を急ぐ必要がある」と話している。 (03/12)
http://www.khi.co.jp/corp/ecomining/rpf.html
「RPF」とは Refuse Paper & Plastic Fuel の略称であり、主に産業廃棄物のうち、マテリアルリサイクルが困難な古紙及びプラスチック類を原料とした高カロリーの固形燃料です。
エコ・マイニングの製造したRPFは、石炭(化石燃料)の代替として、製紙会社、石灰会社他で使用されます。
※特長
1)ハンドリング性が良い RPFは固形で密度が高い為、コークス、微粉炭等と同等の利便性をもち、貯蔵特性にも優れています。
2)品質が安定 発生履歴が明らかな産廃や選別された一般廃棄物(分別基準適合物)を原料として使用しているため、品質が安定している。
3)熱量のコントロールが可能 ボイラー等のスペックに応じ、古紙と廃プラスチックの配合比率を変えるだけで容易に熱量変更可能。
4)高カロリー プラスチックを使用しているため熱量が高く、石炭及びコークス並みで化石燃料代替として使用可能。
5)ボイラー等燃焼炉における排ガス対策が容易 品質が安定し、不純物混入が少ないため、塩素ガス発生によるボイラー腐食や、ダイオキシン発生がほとんどない。硫黄ガスの発生も少なく、排ガス処理が容易。
6)他燃料に比較して経済性がある 現状で石炭の1/3〜1/2という低価格。化石燃料や将来負担するであろう排出権購入の費用削減。灰化率が石炭に比べ1/3以下となる為、灰処理費が削減可能である。
7)化石燃料の代替として注目を集めています
・ 化石燃料より低コストです。
・ 省資源、省エネルギーに貢献します。
※ 6,500kcal/kgのRPF1tonの活用で石炭1tonの削減に相当します。
※ 8,000kcal/kgのRPF1tonの活用で原油866リットルの削減に相当します。
・ 地球温暖化防止のCO2排出量削減に貢献します。