現在地 HOME > 掲示板 > 雑談専用10 > 724.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 露出趣味は「自己完結型」なので巻き込む相手の反応はほとんど関係ないのもしれません。 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 09 日 22:34:44)
あっしら様、
こちらこそお久しぶりです。
ちゃんと読んでらっしゃるんですね。
わからなくともコメントは是非、という
そのあっしら様の変態関連トピックへのこだわりに
何か並々ならぬものを窺い知る思いがいたしますね。
==============================================
露出狂は、女性に見て欲しいけど、見た女性の反応が『おえー』でも『キャー』でも『イヤだー』でも“無反応”でもなんだっていいんだと思いますよ。
--------------------------------------------------------------------------
「手を使って上下にピンコピンコ振って」いる自分を見た生身の女性が、感じたり考えたりするであろうことを想像することが快感なんだろうなと思っています。
--------------------------------------------------------------------------
「手を使って上下にピンコピンコ振って」いる自分を見たら女性はどう感じどう考えるかと想像することでは満足できず、生身の女性を相手に実際にそのような状況をつくりたいのでしょう。
その反応がどんなものであっても、オレのを見て、こう感じたんだろうな、こんなことも考えたんだろうなとあれこれ思いをめぐらすのが面白いんではないでしょうか。
==============================================
うーん、でも、あたくしの『おえー』だけで、
謝って店じまいして行っちゃうんですよ。
自己完結の度合いが脆弱すぎやしませんか。
・・・どうもねえ。あたくしはどうもこの、
露出狂というカテゴリーのパフォーマーの多くは
とにかく半端でどうにもならぬ、という思いを禁じ得ないですね。
殊、このピンコピンコ男の例に限って言えば:
謝るってのは、あれはつまり、信念というものの欠如ですね。
おえー、くらいで即退散とは、打たれ強さに欠けはしないか。
ヘルメットも被ったままというのは
非日常性の演出の助けとなる分を考慮はしても、
所詮ハナっからの逃げ腰の傍証でありますからねえ。
訂正ですが、よく思い出すとズボンは下げてたわけじゃない。
前を開けていただけでした(ベルトとボタンとファスナーでしょうね)。
あと、何か音楽をかけてたっけなあ。
でも別にピンコピンコが音楽に合っていたかと言えば
そういうわけでも、なかったですからねえ。
演出のつもりではあったかも知れないが、意味はないわけです。
どこをとっても、裏打ちする美意識というものもなけりゃあ、
深いメタファーなんてものもないわけです。
そういったものを有無を言わさず提示しておきながら、
ぱっとしない反応を受けたから即店じまいをするというのは
まあ、いわれのない期待過剰であります。
で、見せたいという気持ちがありながら、
なぜこちらを向いてではなく田んぼに向かってやるのか。
では、見られたくないのか?・・・
・・・などなど、ですね。
最後に書いた辺りのことは、名状しがたいのですが
露出狂というカテゴリーの中のある一派
(あたくしは幸いにしてほぼその一派しか存じませんが)
の行動様式の特徴というものの
クインテッセンスをなしているところかも知れません。
そのある一派っていうのは・・・そこを通りかかる女性の、
わざわざその視野のごく隅を占める位置に着いて『開陳』し、
風景の一部にひっそり溶け込んでの沈黙のデモンストレーションを行う、
・・・そういった手法を選んでいるわけですね。
考え事をしながら歩いていたりすると、
ある程度距離が縮まって初めて、
実はそういった『人物インスタレーション』がそこにある、
という不穏な空気に気付いたりする。
何だ? この男はそこにいて
風景を構成する何かになりきって形態模写をしているのか?
とっさにはそう思うのだが、その実は
・・・ひそやかに『露出』されている、と。
視力が悪い女性なんかだと、
その漠然としたおぼろげな異常の気配を察知はするが、
確証のないまま、固唾を呑んで接近し、通り過ぎ、
遠ざかってゆくことになりますね。
むしろそういったムードだけに止めたパフォーマンスの方が
何かしらまだ、努めれば詩的な芸術性を見出せる余地があるかもなあ。
キモイには違いないんですが、
もう少しはパフォーマンスと定義できそうなものを
昔ジェノヴァで見たのを思い出しました。
例の10年前の分ですね。
春の海辺の樹が鬱蒼と繁った庭園の付いた博物館で
見学を終えて出、庭園の出口を目指しておりますと、
ご多分にもれず、出口に近い一角にひっそりと立っている男。
・・・な訳なんですわね。
あたくしは幸い遊びに来ていた高校の同窓の女友達と二人でした。
その男はですね、地元の者だったのか
港町のことですからどっかからの流れ者だったのかわかりませんが
黒髪のくせっ毛な上、ボーボーに髭も生やしていまして濃い容貌なわけです。
そういうのがセーターを思い切り胸の上までたくし上げまして
おズボンの方は膝まで下ろして、
気持ち身体をミロのビーナス的にS字にくねらせ、
(ズボンが下まで落ちないように力んでただけか)
恍惚のポーズで静止してるわけなんです。
うーむ、ラオコーン群像の余韻か、てな感じで
やたら彫刻的なわけなんですねー。
その演技たるや、堂に入ってました。
ある新種の昆虫の擬態の習性を木立の中で目撃した
生物学者の気分とは、ああいったものでしょうか。
見た当時の反射的な反応は『うへー、ぐ、ぐろてすくー』という感じで
そそくさと立ち去ることしか考えないんですが、
(その割には、その恍惚男の
鼻の目立ったひげ面と、これまた毛深い股間が
うまい具合に相似形になっているではないか、
などと二人で論評してましたけどね)
10年も経つと、海辺の陽光と木陰、明るい静寂と
そのひっそりと風景に同化したデカダンスなどなどの対比が蘇り、
その詩人ランボー的光景に、むしろ奇妙なノスタルジーを感じるばかりかも?
ただ、お読みいただいてわかるように、見せつけられる側は
パフォーマー自身が喜ぶようなことなど
実はまったく考えないわけなんですけどね。
では最後に朧月夜さまの疑問にお答えしますか。
ここからは未成年者諸君は閲覧しないように。
『ところで、怒られるかもしれないのですが、どーしても興味があるのでお聞きしたいのですが。
あの、その男性の男性自身って・・・勃ってましたか?』
・・・それは、なかったんじゃないでしょうかね。
あたくしは自分と縁もゆかりもない男に興味ありませんので
注視したわけではありません。
それにしても、視野の隅で感知した限りでは
上に振りきれてはU字型にたわみ、
下に振りきれてはまたその反対側にたわみ、
180度に近い振幅でピンコピンコしていた気配があった、というのは
充填されているバヤイには、物理学的・力学的・身体構造学的に
あり得ない動態であったはずだと思うんですけどね。
チャージされた状態では突っ張っちゃって
そんなには振れないんじゃないんですの?
またその勢いもですねえ・・・
犬が尻尾をちぎれるほど振るっての、あるじゃないですか。
自分のだからってあんな振り方していいのか、と思いました。
そういった有様はやはり、あたくしとしましては、
好きに表現して良いのであれば、
やはり『滑稽』でしかなかったですねえ。
ただ、露出狂でも別系統の、コートの下が裸だとか
車で自慰行為をしながら徐行するだとかで、
とにかく通りがかりの女性に寄っていく一派ですが・・・
ああいった能動派にはやはり、出来る限り遭遇したくないですね。
女性に触るとか抱きつくなどはもう、
問題外であることは言うまでもありません。
ところで、女性の露出狂で、
性器まで見せる分というのは実際にあるんですか?
着衣のデザインがどうの、という分なら、程度の問題ですからね。
同性のあたくしには、
見た感じがきれいとカテゴライズ出来る範囲である限り
そんなには気になりませんが・・・。
どこからが不快になるのかは男性に聞かないとね。
取りあえず、そういうことで。
しばらく投稿を控えようとするとこういう話題が出てきますが(笑)
ご周知の事情がございますので、
このあたりでちょっと休ませていただきます。
ではまた、ごきげんよう。