現在地 HOME > 掲示板 > 雑談専用10 > 666.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
プロ野球選手会が9月土日にスト設定 球団側は合併承認
http://www.asahi.com/sports/update/0906/100.html
球界再編問題で、労働組合日本プロ野球選手会(古田敦也会長=ヤクルト)は6日、神戸市内で臨時運営
委員会を開き、大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブの合併が1年間凍結されない場合、
11日以降、9月の毎週土、日曜日の公式戦計30試合でストライキを行うことを決め、日本プロ野球組織
(日本野球機構、根来泰周コミッショナー)へ通知した。一方、東京都内では12球団代表者による臨時
実行委員会があり、両球団の合併を承認した。広島球団は議決に加わらなかった。8日のオーナー会議で
正式に承認される見通し。両者は協議・交渉委員会を9日に開くことになったが、34年に発足して70
周年を迎えたプロ野球で、初のストライキ実施の可能性が強まった。
運営委員会には古田会長をはじめ、12球団の選手会長らが出席した。ストライキに対する反対意見はなく、
実施については早々と決定した。その後、時期や期限について協議した結果、「12球団で一斉にできる」
「ファンがスト日を分かりやすく、その間に経営者側と協議・交渉が可能」などの理由で土、日案が浮上。
最終的に挙手による議決をとり、全会一致で決まった。10日午後5時までに要求が受け入れられなければ、
ストライキに入るとしている。2軍選手もストに参加する。10月以降については、今後の労使交渉の結果を
ふまえ、27日に開催する臨時運営委員会で決定する。
合併凍結に加え、スト回避へ向けた機構側への要求として、(1)新規参入球団に必要な加盟料60億円
や参加料30億円の撤廃、または大幅な緩和(2)下位球団から優先的に指名の出来る完全ウエーバー制
などドラフト制度の抜本的な改革と、放映権料の一括管理など収益分配の具体案の検討も挙げた。
選手会は近鉄とオリックスの合併に端を発した性急な球界再編に反発。選手契約に関することとして、
野球協約に基づく選手と経営者側の双方で協議する特別委員会の開催を求めるなどしたが、大半の要求
は拒否されていた。8月12日には、全組合員を対象とした投票により、98%の賛成でスト権を確立
したことを機構側に通告。同27日には合併差し止めなどを求めて東京地裁に仮処分を申請したが却下
され、東京高裁への即時抗告も6日午前、棄却されていた。
また、選手会は労働組合の権利としてストライキに臨む構えだが、機構側は「双方が折り合わずに
ストライキとなった場合には、選手会側に損害賠償を求めることもありうる」との方針を確認した。
会側に損害賠償を求めることもありうる」との方針を確認した。 (09/06 20:58)