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(回答先: 2リーグ制維持派が74% 7割近くがスト支持(共同通信) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 8 月 28 日 22:28:54)
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20040829&a=20040829-00000000-spn-spo
阪神の久万俊二郎オーナー(83)=電鉄本社相談役=が28日、本紙の単独取材に対し、巨人のパ・リーグ移籍計画を認める発言を行った。巨人・渡辺恒雄前オーナー(78)は、27日にパの合併が進んで10球団になった場合は、5球団ずつによる2リーグ制維持の考えを表明。これは巨人のパ移籍を示唆したものだが、阪神・久万オーナーも容認する構えを見せたことで、9月8日のオーナー会議を前に、再編問題は新たな局面を迎えそうだ。
その瞬間、久万オーナーの声色が変わった。「巨人には何かウラがある」。質問が巨人・渡辺前オーナーが27日、明らかにした「5対5で2リーグ制」の再生私案に及んだ時のことだ。
「2リーグの方がいいに決まっていますが、巨人にはウラに政策がありますね。(球団統合で)新球団ができて、そっちの方(パ・リーグ)が利益が上がる、と思えば一緒に入るということを考えているのかもしれません。お金がもうかるからついていく。経営者としては当たり前なのかもしれませんがね」
本紙が7月23日付1面で報じた「渡辺オーナー仰天案 巨人、パ・リーグ移籍」を把握している口ぶり。一連の球界再編で久万、渡辺前オーナーは“盟友”といえる関係にあった。久万オーナーは「渡辺さんはよく勉強しておられる。考えには一理も二理もある」と理解を示し、渡辺前オーナーは「久万さんの了解を取らないと事は進まない」と認め合っていた。
それだけに久万オーナーも言葉は慎重に選んだ。パ・リーグのもう1組の合併がこう着状態のため、来季のプロ野球は依然として形が見えない。それだけにオブラートに包んだ発言にならざるを得ないのだろう。「確かに(経営的に)弱いところばかり(パ・リーグ)が集まるのは大問題。(巨人のリーグ移籍は)やむを得ないのかもしれませんが…。特に歓迎も致しません」。いつもと違う、官僚的な答えが多かった。
久万オーナーはその一方で、独自の再生私案を具体的に示した。近鉄とオリックスに続く、2組目の合併が現実となり、10球団になった場合でも「最低8球団あれば2リーグは保てる」と語り、あくまで2リーグ制維持を強調。「日本人の野球人口を考えれば最大で16球団まで増やすことができる。野球界の発展を考えれば、球団数が増えるのは大歓迎」と将来的に拡大路線を望んだ。27日には「コミッショナー自らが見解を示し、リーダーシップをとるべきだ」と根来コミッショナーに要望するなど、球界再編が大詰めに入り“西の雄”の積極姿勢が目立ってきた。
すべてが決まる運命の9・8オーナー会議まであと10日。渡辺前オーナーの“豹変(ひょうへん)”により、一気に2リーグ風が強まってきた球界だが、一方で選手会による球団合併差し止めなどの仮処分申請、ダイエー本社の産業再生機構活用問題などがある。このため9・8オーナー会議当日まで、予断は禁物だ。
[ 8月29日 6時5分 更新 ]