現在地 HOME > 掲示板 > 雑談専用10 > 575.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
歯科医師会の問題が、橋本元首相まで波及し、そこに、野中氏、そうして青木氏までが、新聞紙面を賑わす事態になって、現在の権力中枢が、所謂、竹下派の自民党残留勢力(自民党最大派閥)にまで、破壊のターゲット、牙をむいたことが明らかになった。
検察は、最も、権力中枢の動きを敏感に映す鏡である。この権力中枢が、一般に理解されいるように、小泉にあるのか、清和会にあるのか、或いは、竹中氏にあるのか、或いは、米国にあるのか、現在のところ、不明だ。
ここで、説明が必要だろう。
まず、小泉は自民党という党に基盤を置いていないし、清和会も、小泉とは距離を置いている。そこで、小泉に、権力が残っているか、非常に疑問である。
日本の政治の深層部分にhttp://blog.melma.com/00112192/20040715152528
では、清和会は、どうか。所謂『森派』である。この派閥は、おそらく現在、福田氏が着々と地歩を固めている、と見られる。福田氏は、自民党が消滅しても、清和会は存続する道を構築中であろう。それは、内部作業であって、外部との抗争を目指すものではないだろう。そこで、清和会が、仕掛けたものであるとは考えがたい。さらに、森氏は、元々、竹下派との関係で権力を手中にしたのであり、その竹下派の正当な末裔の一つ(橋本、野中、青木を切る行為をする必要性が認められない。)
小泉問題http://blog.melma.com/00112192/20040527010740
次に、竹中氏である。ここは、注意を要する。竹中氏は、ヤジロベイのような存在である。彼に主張があると考えると間違える。まず、財務省、旧大蔵省の最高幹部、との密着がある。さらに、米国の一部のエシュタブリッシュメントとの連携がある。つまり、竹中氏は、日本の中心的学者グループの意向と財務省の最高幹部の見解、それに、米国の一部の学者・官僚グループの意向の三点の均衡を図っているにすぎない。この三者が、一致点を持っている間は、竹中氏の立場は維持されるが、不均衡状態に陥った時、窮地に陥る。三菱とUFJの統合と三井住友の泥仕合は、トヨタの意向とも密接に絡んでおり、さらに、米国の有力投資グループの意向もあり、また、ダイエーの問題など、この均衡状態が、不均衡状態に移行する予兆を示している。
「こんな勝手許されない」 古田プロ野球選手会長http://blog.melma.com/00112192/20040811004825
三井住友銀、“不平等条約”増資の裏側ゴールドマンSに「不可解」4.5%の高利http://kabu.zakzak.co.jp/news/kiji/2003020401.html
米国の意向を過大視する必要は無い。巷で、『米国の意向』と言われるのは、一部の日本の外務省の意向のことである。曽我さんの問題も、基本的には、田中均氏を中心とする外務省のマッチポンプ的な策謀に過ぎない。
曽我ひとみさんの問題http://blog.melma.com/00112192/20040702235654
(以下、
http://blog.melma.com/00112192/20040812024129
を、御参照ください。)