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(回答先: あともう少しのご説明依頼 投稿者 ぷち熟女 日時 2004 年 7 月 29 日 21:41:54)
ぷち熟女さん、こんにちは、厳しい暑さが続きますね、お互いに健康には気をつけて、とにかくこの夏を乗り切りましょう。
>『即物性』という言葉についてですが・・・。これをお使いになる時には、性的行動に際しての情緒性がかなり捨象され、『肉体的な意味での満足感に目的性が収斂したありよう』とでもいったようなものを指しておられるという理解で当たっておりますでしょうか。
セックス観を少し脇においた今回の場合では、『即物性』とは俗物性もしくは現実重視、さらに打算的態度といった一般的な心理状態を表わす意味で使いました。つまり、映画では、ジュヌヴィエーヴは身内の事情もあって兵役でアルジェリア(?)に赴いたフィアンセのギイを待ち切れずに、後見人にもなった若い宝石商に嫁ぐ方を選ぶことになるのですが、中学生の頃から懐いていた女性にたいする幻想を拭い切れない、15,6歳の私にはショックではありました。
ファンタスティックで快活で童子のような男性性も、たとえ可視的な思考であっても現実的な計算をするような女性性も、比率において各自に差異があっても性別を問わず具有しているものだと考えていますし、また両者に価値の優劣があるとは考えてもいません。ですから、文学少女を文学青年と言い換えても何ら問題がないように、内実はファンタジーに遊ぶ童子のような男性性に導かれる心象風景を表わしていると思います。
前にも書きましたが、恋愛関係に入ったとき、所謂恋におちたとき、それは相手に受け入れられること、自分の思いが遂げられたという達成感ももちろんですが、と同時に、高揚感とは裏腹に、自分の何が受け入れられ、あるいは相手とどのように波長があっているのか解らずに不安にもなるものでしょう。
>ただ今のところ、あたくしには、如往さまのお書きになるものほどにまとまったものはとても書けないのでは、
という予感がございます。いつもそうなのですが、またきっと感じたままを書くしかない、ということになるのでしょう。
ぷち熟女さんの対応に誠実さを強く感じています。その土壌の上に立つならば、意図するとしないとに拘わらず、ぷち熟女さんの一言一言が私にとっては示唆に富むものになります。どうか、感じたままをお書きください。
>女性の本質ばかりはそれぞれの殿方がそれぞれの女性と直接対話なさってご苦心の上ディスカバーしていただく他ないものです。女性監督や女流作家にとってさえ、あまり深くまで切り込んで女性である登場人物を描くことには意に反して、リアリティーがなく、現実にはとても存在し得ないような人物を作り上げてしまうリスクが付き纏うものかも知れないと思います。それを自分たちの思い込みで往々にして無謀にも描ききってしまうのが男性監督や男性作家たちであるということではないでしょうか。
女性の本質の解明という問題に一般的な解を得るのは難しいことかも知れません。けれども、結局は別離といった解が残るだけだとしたら余りにも切なく感じます。多分、新しい恋愛が始まることで女性の方は殆ど忘却してしまうであろう過去の想い出を懐いては、いつまでもグジグジしている男の姿が浮んできます。しかし、そうした女性の現実的な側面を一方的に責めることはできないと思っています。何故なら、男の方も同じように打算的な面をもっていることは確かだからです。
>・・ともあれ、これもまた浮気の勧めなどではありません。逆にあたくしなどは、対話によって解明できないところはもう諦めておしまいになっていただきたいと思うほうです。どうにも諦められないなら、以前にも書きましたように全霊をかけて関係するべきなんです。
なかなか周囲にその対象を見い出すことは難しいと嘆いたら、ぷち熟女さんからそれは怠慢であると言われそうです。対話でも叶わないのならば、やはり諦める他はないのでしょうかねぇ。
ところで、ここで一つ質問ですが、前の稿で私は「初めて恋愛らしき想いに突入したとき、私は何か懐かしいものに再会したような気がしていました。」と語りましたが、ぷち熟女さんが恋におちたときの心象風景、つまり例えば今の旦那さんとどのように波長があったのかについて教えていただければと思うのです。どうか、よろしくお願いします。
また、会いましょう。