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(回答先: Re: スペインの新大陸征服が早すぎて不気味だ 投稿者 れれれ 日時 2004 年 7 月 02 日 00:22:09)
恐らく世界史は変わっていただろう。新大陸征服ならイスラム世界はもっと発展していただろうが、ある所の資本主義文明とは異なる発展の仕方をしていただろう。
あっしら氏の意見とやり取りの中で、イスラム教とは共同体防衛、ユダヤ・カトリックとは他の共同体利用の思想ではないかと思うようになった。イスラム教は商人は生んでも、資本家は生まなかった。
>ピサロは180人の手兵と27頭の馬でインカ帝国を征服した。
>ピサロはインカの建設した道路を通って進軍。
>インカ皇帝はピサロを進軍の途中で攻撃することは卑怯なことと考えて
>ピサロが自分のところに到着するのを待っていたらしい。
>一方、ピサロはインカ皇帝と会見したときに、非武装状態での皇帝や多数の貴族を
>騙まし討ちで殺害した(隠れていたスペイン兵が襲いかかった)。
ユダヤ・カトリックにも聖戦思想はあると思う。しかし、イスラム教は顕教的要素が強いのに対し、ユダヤ・キリスト教には密教的要素が強いという事があっしら氏などの意見を見て、言えるのではないかと思われるようになったのだ。つまり、暴力性もイスラム教に比べて隠す。
そもそもユダヤ・カトリック世界では、宗教を手段と考えている者もイスラム世界より多いと思う。それはイギリスの統治を見れば明らかだろう。最大利潤をあげるために、敵に道路をつくらせ、非武装にさせる。しかし、相手にどれだけ軍縮・非武装を求めても、こちらは決して軍縮・非武装にはならない。湾岸戦争以後に典型的に見られたアメリカの戦略である。
イラクの大統領宮殿査察の直後に、大統領官邸はピンポイント爆撃をされた。それでも、一見すると一般的にユダヤ・キリスト教の方が平和的な宗教に見られるのではないか?密教的要素が強い分。