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マールブルグ病、世界的な流行はないと CDC所長
2005.04.14
Web posted at: 12:03 JST
http://cnn.co.jp/science/CNN200504140004.html
- CNN/REUTERS
ワシントン──米疾病対策センター(CDC)のガーバーディング所長は12日、アフリカ南部アンゴラで大きな被害が出ている出血熱マールブルグ病について、世界的に感染が拡大する恐れはないとの見解を示した。
ガーバーディング所長は、「人々はこの病気を非常に恐れているが、感染者を特定して適切な手当てを施し、現地の医療従事者が感染者の体液や血液に接しないよう指導することが重要だ」と述べ、正しい知識をもって適切に対応すれば、感染拡大を防げるとしている。
また、致死率が異常に高いことについては、感染した人々が病状が重くなるまで診療を受けないことが原因ではないかと、推測している。
現在はCDCの専門家8人が現地入りし、世界保健機関(WHO)と協力して、感染者の対応や、感染源の特定などに当たっている。
マールブルグ病は、下痢や発熱、おう吐、出血などの症状を伴い、CDCによると、致死率は25〜80%。感染者の唾液(だえき)や血液などの体液に接することで、ウイルス感染する。ワクチンや治療法は見つかっていないが、感染後に適切な処置を行うことで、生存の可能性が高まる。
WHOによると、マールブルグ病の感染者は11日までに計231人に達し、このうち210人が死亡した。特に、最も被害の大きいアンゴラ北西部のウイゲ州では、202人が感染し、死者は190人に達している。