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マールブルグ病の死者さらに増加、アフリカ・アンゴラ
2005.04.09
Web posted at: 14:43 JST
- CNN/REUTERS
ルアンダ――アフリカ南部、アンゴラで昨年10月から深刻化している、エボラウイルスに似たマールブルグ病ウイルスによる出血熱で、世界保健機関(WHO)は8日、これまで確認した犠牲者は7日までの段階で180人に達した、と報告した。ほとんどが5歳以下の子供。
感染は依然、広がっており、死者が今後も増える恐れがあるとしている。昨年10月以降感染が確認された住民らは205人となっている。WHOの初期調査では、病院の対策不足や治療の失敗が、感染の拡大につながった証拠があるという。
集団感染や死者は、同国北部でコンゴ民主共和国との国境に近いウイゲ州で目立つ。感染現場に臨時の医療研究施設を設け、対策に当たっている。
マールブルグ病は下痢や発熱、おう吐、出血などの症状を伴い、致死率は20%以上。ワクチンや治療法は見つかっていない。
マールブルグ病の集団感染による死者数はこれまで、1998年から2000年にかけてコンゴ民主共和国で123人が死亡したケースが最多だった。
http://cnn.co.jp/science/CNN200504080018.html
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アンゴラで致死率9割の感染症、半年間で死者180人
2005年04月09日23時15分
アフリカ南西部にあるアンゴラで致死率の高い伝染病、エボラ出血熱に似た「マールブルグ出血熱」が発生し、世界保健機関(WHO)は8日、半年間に180人が死亡したと明らかにした。感染者の死亡率は9割近くに達するという。
WHOは「何種類かの出血熱のうち、マールブルグは最も致死率が高く、エボラよりも深刻だ」との見方を示し、緊急対策として国際社会に350万ドル(約3億6000万円)の支援を求めた。
アンゴラ保健省によると、首都ルアンダから北東約300キロの町ウイジェで昨年10月ごろに発生した。感染者は北部を中心に約200人。
症状は下痢や発熱、腹痛などから始まり、やがて激しい吐き気にみまわれて吐血する。血液や汗、涙など患者の体液への接触で感染するという。有効な治療法はみつかっておらず、死者には医師や看護師ら医療関係者18人も含まれている。
日本の外務省はホームページで情報を流し、注意を呼びかけている。
〈マールブルグ出血熱〉 病原体はウイルス。1967年、ドイツのマールブルグの研究所で、ポリオのワクチン研究のため、アフリカから輸入したサルの腎臓の細胞を培養していたスタッフの間で発生し、7人が死亡。99年にはコンゴで50人以上が死亡した。
http://www.asahi.com/international/update/0409/009.html?t5