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http://www.nishinippon.co.jp/ (西日本新聞)
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news032.html
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禁煙2週間で血液さらさら 久留米大 血小板の機能改善
心筋梗塞(こうそく)や脳卒中の原因となる血栓の生成に大きくかかわる血小板の機能が、
わずか二週間の禁煙で非喫煙者と同レベルまで改善されるとの研究結果を、久留米大
医学部第三内科(福岡県久留米市)の森田博彦助手が発表した。
喫煙は、肥満や高脂血症などと同様、血栓や動脈硬化を引き起こす危険因子の一つだが、
研究班の池田久雄助教授は「少なくともたばこがもたらす悪影響が、これほど短期間で
改善されるのは予想外だ」と指摘している。研究論文は、米国心臓病学会誌「JACC」の
最新号に掲載された。
研究は、二十、三十代の慢性的喫煙者男性二十七人を対象に実施。十四人には四週間
禁煙させ、残り十三人には二週間の禁煙後、喫煙を再開させ、両グループ間で血小板の
機能を示す指数などを比較した。
その結果、血液の固まりやすさを示す指数は禁煙前より半減。血栓の生成を抑制する機能の
強さを示す指数は約三倍に増えたという。また、たばこの煙に含まれる活性酸素に起因する
全身の酸化ストレスも、禁煙後二週間で改善されることが分かった。
しかし、喫煙を再開すれば、二週間で元の状態に戻るとの結果も出ており、池田助教授は
「禁煙に踏み切るのに遅すぎることはないが、効果を期待するなら、きっぱりとやめるしかない」
と話している。
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