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http://www.zakzak.co.jp/
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_02/t2005022119.html
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ワクチン増えても死亡率減らず…高齢者インフルエンザ
高齢者へのインフルエンザワクチン接種は、冬季の高齢者の死亡を減らすのには、
あまり役立っていない−。米国立衛生研究所のチームが19日までに、過去30年
以上の死亡率調査からこんな結論を導き出し、米医学誌、内科学アーカイブスの
最新号に発表した。
冬季の高齢者死亡のかなりの部分はインフルエンザが原因との説があり、米国や
日本は高齢者のワクチン接種を積極的に進めている。それに冷や水を浴びせる
結果だが、米疾病対策センターは「現段階ではワクチンが最善策」との声明を発表、
ワクチン推進に変わりはないと強調した。
研究チームによると、米国の65歳以上の高齢者に対するワクチン接種率は1973年は
16%だったが、80年以降急上昇し、2001年には65%にまで増えた。しかし80年以降
の冬季の高齢者の死亡率は減っておらず、肺炎などインフルエンザと関係が深い病気で
の死亡率に限っても、減少はみられなかった。
また、毎冬の高齢者の全死亡に占めるインフルエンザ関連の死亡の割合を同研究者が
統計ソフトで推計したところ、最大でも10%未満に過ぎず、インフルエンザ対策が死者数
全体に与える影響は小さいことを示した。(共同)
ZAKZAK 2005/02/21
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