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http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/359689
今シーズンのインフルエンザ流行は、A香港型(H3N2)が圧倒的に優勢だった2003-2004年シーズンとは流行パターンががらりと変わった。2003-2004年シーズンにはA香港型が94%と圧倒的に優勢だったが、今シーズンは、Aソ連型(H1N1)、A香港型(H3N2)、B型が混在したまま流行期を迎えている。報告されているウイルスは、Aソ連型が74件、A香港型が229件、B型が382件とB型が6割を占めている。
第5週(1月31日〜2月6日)にはインフルエンザレベル定点の定点あたり報告数(1医療機関あたりの患者数)は16.5となり、全国584の保健所管轄地域のうち、217地域で注意報レベルを超えた。警報レベルを超えた地域も77カ所を数える。警報レベルを超えた地域は関東・中部地方と九州地方に多く見られる。
警報は大きな流行の発生・継続が疑われることを示すもので、インフルエンザの定点当たり報告数(医療機関当たりの患者数)が30を超えると発せられ、その後10以上だと警報を維持する。注意報は10を超えると発せられ、流行の発生前であれば、今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があるということ、流行中であれば流行が継続している(終息していない)可能性が疑われることを意味する。
感染症情報センターのインフルエンザ流行レベルマップ2005年第5週分はこちらまで。
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/YR04/flu05/jmap05.html
(中沢真也)