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中国南西部の雲南省で生後4日の男児が誘拐され、人から人へと6回転売され、約3700キロ離れた沿海部の山東省の農家で保護された。中国では一人っ子政策の影響もあり、働き手が欲しい農家に転売するため誘拐された。組織的な赤ちゃん転売ビジネスが定着しており、この男児の価格も買い手が代わるたびにつり上がり、最後は3倍になった。男児は誘拐の約40日後に母の元に戻った。
13日付の上海の夕刊紙「新民晩報」が伝えた。誘拐されたのは、南西内陸部にある貴州省の農村から雲南省昆明市に出稼ぎに来ていた母親(18)の男児。10月中旬、一緒に部屋を借りている友人が、麻酔薬を混ぜた料理を母親に食べさせ、熟睡している間に男児を連れ去った。
男児は最初、5800元(約7万5400円)で同省内の農村の女性に売り飛ばされ、最後は沿海部にある山東省内の農家に1万8600元(約24万1800円)で引き取られていた。警察当局は女性の友人ら十数人を誘拐と転売容疑などで逮捕し、密売組織の捜査を始めた。
国務院(内閣)などによると、摘発された児童誘拐事件は03年に916件にのぼり、雲南省や貴州省などの貧困地区に多発している。昆明市内の特定地域だけで00〜04年夏の間に199人の児童が誘拐され、うち172人が男子だった。 (12/15 23:54)
http://www.asahi.com/international/update/1215/008.html