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http://www.asahi.com/national/update/1203/008.html
首都圏を中心に約7万人の会員を持つ自然食品宅配会社「大地」(東京都調布市)が
販売したミネラル水から、水道水の基準の100倍を超える一般細菌(雑菌)が検出さ
れたことが2日、分かった。厚生労働省は「考えられない数値」としている。大地はす
でに販売を中止し、購入した会員に返品を求めている。
市販されるミネラル水の雑菌は、食品衛生法で製品になる前の原水について水道水と
同じ基準が適用されるが、製品そのものには基準がなく、サンプル検査なども義務づけ
られていない。
問題のミネラル水はミネラル水製造会社「トミミツ」(埼玉県神泉村)が大地の委託
を受けて、神泉村のわき水を採取、フィルターで除菌し、「神泉水(かみいずみすい)」
の名称で販売された2リットルパック。埼玉県によると2000パック以上が、東京都
や埼玉、神奈川両県などに出回ったという。
県の調べでは、このミネラル水を飲んだ都内の消費者が9月、「妙な味がする」と、
東京都指定の検査機関「東京食品技術研究所」に検査を依頼。その結果、未開封のミネ
ラル水から最大で1ミリリットルあたり1万個以上の雑菌が出た。連絡を受けた都もほ
かのパックを検査し、1ミリリットル当たり13万個の雑菌を検出したという。
埼玉県の立ち入り検査を受けたトミミツは「製品を保管する施設の温度が高かったこ
と、容器の殺菌が不十分だったことなどが原因と思われる。製造再開は慎重に検討する」
などと報告した。
大地は「今後、生産から流通、消費まで商品管理全般を見直す」と話している。
厚労省の薬事・食品衛生審議会は、02年からミネラル水の基準を原水だけでなく製品
にも設けるかどうかの審議を続けており、委員からは「製品そのものに基準を作った方が
よい」などの意見が出ているという。
(12/03 07:13)
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おどろいたのは「市販されるミネラル水の雑菌は、食品衛生法で製品になる前の原水に
ついて水道水と同じ基準が適用されるが、製品そのものには基準がなく、サンプル検査な
ども義務づけられていない。 」 というところ。「嘘だ、ミネラルウォーターの細菌基準
は水道水と同じだった筈、即ち大腸菌不検出、一般細菌(雑菌)100以下/1cc。」
これ常識的でしょう。10000個も入っていたら200ccで200万個、食中毒や
下痢の恐れが出る。もしも法的な規制が無かったのだとしたら、細菌1万個/1cc入りの
「神泉水」のどこが悪い? 回収する必要もなければ販売を中止する必要もなく、新聞記事に
なることもない。神泉水製造販売元だって「法的に何の問題も無い。朝日を告訴する。」
と居直れば良いだけのこと。
日本の衛生行政はこの程度だということでしょうか。
(なお私は市販されているミネラルウォータの細菌検査をおこなったことがある。日本製
では細菌が検出されたことはなかった。外国製では2-5個/1cc検出されることが多い。
タイやインド、ネパールの製品では大腸菌・一般細菌ともに多数(1000個/1ccレ
ベル)検出された。(15年前。)