現在地 HOME > 掲示板 > 不安と不健康9 > 407.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
性感染症クラミジア、高校生の1割…大半は無症状
高校生の約10人に1人が、性感染症の一種、クラミジアに感染していることが、旭川医科大が実施した初の大規模調査で分かった。
感染生徒の大半は無症状で、感染に気付いていないことも判明。従来予想されていた感染率(1―2%)に対して、感染実態は約10倍に拡大していることを裏付けた。クラミジアは妊娠障害の原因にもなる感染症で、早急な対策が求められそうだ。4日の日本性感染症学会で発表される。
旭川医科大の今井博久助教授らは、10代の性体験率や妊娠中絶率が全国平均と同等のある県で、高校13校に通う1―3年生の生徒、約3190人の協力を求め、尿や、性体験の有無、時期などを調査した。
すでに性感染症で通院している生徒は除いて、クラミジア感染の有無を検査した結果、感染していた人は男子生徒の7・3%、女子の13・9%で、全体で11・4%。この全員に自覚症状がなかった。年齢別では、16歳の感染率が最も高く、男子8・6%、女子23・5%に達している。
過去のクラミジア感染率調査は、医療機関で診察を受けた人が対象で、感染率の高い20代でも人口の1―2%とされてきた。無症状のクラミジアの感染の実態が明らかになったのは初めて。今井助教授は「無症状のクラミジア感染率は欧米でも人口の1―2%止まりで、日本の実態は世界最悪だ」と話している。
(読売新聞) - 12月2日14時34分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041202-00000106-yom-soci