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卵巣がんや乳がんの標準治療薬として使われている「パクリタキセル」(販売名・タキソール)を99年以降に投与された患者6人が消化器壊死などの副作用で死亡したことが分かった。厚生労働省は25日、医療関係者に「医薬品・医療用具等安全性情報」を出して注意を呼びかけた。
厚労省が販売元のブリストル製薬から受けた報告によると、死亡したのは50〜70代の女性5人と男性1人。卵巣がんや肺がんなどの治療のため点滴投与したところ、胃や腸が腐る消化管壊死や、腸がねじれて食べ物や胃液が通過できずに敗血症を起こす腸管閉塞(へいそく)などを発症した。
パクリタキセルはがん細胞の増殖を抑える抗がん剤で、卵巣がんと乳がんのほか、肺がんや胃がんの治療薬としても認可されており、使用患者は推定約6万人に上る。
厚労省はまた、胃かいようなどの治療に使われている「ラベプラゾールナトリウム」(販売名・パリエット、販売元エーザイ)でも劇症肝炎による死亡例1例を確認したとして「医薬品・医療用具等安全性情報」を出した。【山本建】
毎日新聞 2004年11月25日 20時40分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041126k0000m040090000c.html