現在地 HOME > 掲示板 > 不安と不健康9 > 324.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.asahi.com/science/update/1116/001.html
睡眠中の無呼吸など低酸素状態は、子どもの脳に何らかの影響を及ぼすとの調査結果が15日、東京・本郷で開かれた育児工学研究会で発表された。
米ハーバード大医学部のバーナード・キーネン助教授が発表した。調査は、66年から00年までの間に、低酸素症とその影響について書かれた788編の文献を点検、先天性心疾患や睡眠時の呼吸障害などで低酸素状態があるとみられる14歳以下の子どもの認知との関係についてのデータがある55編を選び、内容を精査した。
その結果、78%の論文で低酸素が子どもの認知に何らかの悪影響を与えていることが実証されていた。発達面では60%、行動面では72%、IQなど学力面では71%の論文で悪影響があると報告されていたという。
共同研究者の仁志田博司・東京女子医大母子総合医療センター所長は「窒息や脳障害までいかない低酸素症でも脳に影響があるということが文献で証明されたといえる」と話している。
(11/16 13:05)