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人間の精巣に含まれるタンパク質を、雄の猿に注射して妊娠を防ぐ実験に、米ノースカロライナ大とインドの共同研究チームが成功した。注射をやめてしばらくたつと大半の猿が生殖能力を回復。男性用「避妊ワクチン」の開発に道を開く成果として注目されそうだ。12日付の米科学誌サイエンスに発表された。
チームは、精巣や精巣上体にあるEPPINと呼ばれる人間のタンパク質を遺伝子組み換え法で合成し、溶液を9匹の猿に注射。効果持続のための注射を約3週間ごとに1年以上続けた。
このタンパク質への十分な免疫反応が確認された7匹を雌と交尾させたところ、妊娠例はゼロだった。ただ、血液中の性ホルモンの量や精子の数には変化はなく、注射をやめて約1年2カ月で、7匹のうち5匹が生殖能力を回復した。
このタンパク質は精液の凝固にかかわっているとされるため、チームは「免疫反応でその働きが妨げられ、一時的に不妊になるのではないか」とみている。(共同)
ZAKZAK 2004/11/12
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_11/t2004111226.html