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「24日間ハンバーガーだけの食事」有害性が論議に
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/11/11/20041111000076.html
体重3.4キロ増加、筋肉量1.3キロ減少、肝臓数値3倍以上上昇…。
24日間、1日3食とおやつ(1日1〜2回)にハンバーガーなどのファストフードを食べ続けたユン・クァンヨン(31)環境正義市民連帯幹事の“身体変化”テストが物議をかもしている。
米国の映画『スーパーサイズ・ミー』を真似た今回の実験をめぐって、「ファストフードの有害性が立証された」という主張と「普通の食事でも24日間ずっと食べ続ければ病気になるだろう」という反論が衝突している。
環境正義市民連帯は11日、韓国版『スーパーサイズ・ミー』の結果発表記者会見を開き、先月16日から今月8日まで実験に協力したユン幹事の身体指数の変化などを公開した。
ユン幹事はこの実験の期間中、理想的な成人男性の1日平均の摂取量である2500キロカロリー(ご飯5〜6杯)より25%多い3348キロカロリー(1日平均)を摂取した。
脂肪摂取は平均142.5グラムと、理想的な摂取量(42〜56グラム)より3倍程度多かった。太るために異常な生活をしたという反論を受けないために運動もした。ユン幹事は、韓国の成人の1日の平均歩行数である5000歩より2倍多い1日平均9560歩を歩いた。
しかし実験4日前(10月12日)に測定した体重77.1キロが実験10日目に78.3キロになり、実験中断翌日(9日)には80.5キロを記録した。体脂肪率は16.7キロから21.9キロに5.2キロ増え、筋肉量は60.2キロから58.9キロに減るなど、それぞれ31%の増減量を見せた。
中でもアミノ基転移酵素(GPT)が実験を始める前の22(正常4から43)より3倍を超える75となった。
肝臓細胞にある酵素を指すGPTは肝臓疾患の指標とされ、通常肝臓細胞が破壊されると数字が上がる。ユン幹事はこの期間中、胃のもたれ、肩や背中の凝り、階段を登るときの息詰まりといった狭心症の症状を訴えた。
ユン幹事の健康診断を担当した梁吉承(ヤン・ギルスン)緑色病院長は、「複数の人を対象にした実験ではないので拡大解釈は禁物だが、過剰なカロリーと栄養が肥満を招き、肝臓細胞を破壊したものと見られる」と語った。
「反ファストフード」キャンペーンを展開してきた環境正義側はこれを受け、ファストフードの成分表示制度化運動、韓国版『スーパーサイズ・ミー』の制作、配布運動を展開する方針だ。
しかし、尹邦夫(ユン・バンブ)延世大学・医科大学教授は、「参鶏湯やカルビといった高カロリー料理を食事ごとに毎日食べると健康を損なう可能性がある」とし、「ファストフードだけが問題だと決め付けてはならない」と話している。
毎日、毎食をファストフードを食べるという設定そのものが非現実的だという説明だ。ファストフード大手の『ロッテリア』も「今回の実験がどれほど客観的か疑問だ」とし、「一個人の実験結果で有害性が証明されたと主張するのは問題がある」としている。
金鳳基(キム・ボンギ)記者
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韓国版『スーパーサイズ・ミー』、24日で実験中止に
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/11/10/20041110000080.html
ファストフードの危害性を実験するため、ハンバーガーだけを食べながらその過程の身体の変化を記録する、韓国版『スーパーサイズ・ミー』の実験が24日で中止になった。
環境正義市民連帯は「先月16日からハンバーガーだけを食べる実験を始めた環境正義市民連帯のユン・グァンヨン(31)常勤活動家が、10日に健康悪化を懸念する医師の勧告を受けたため、開始から24日で実験を中止した」とした。
また、「担当医が『ユンさんの肝臓数値が異常なほど急激に上昇しており、狭心症など心臓関連の病気も懸念される』とし、2度に渡って中止を勧告した」と伝えた。
『スーパーサイズ・ミー』はモーガン・スパーロック(34)監督が「ファストフードだけを食べ続けるとどうなるか?」という発想で、監督自らが30日間、マクドナルドの製品だけを食べ続ける過程を撮影したドキュメンタリー映画。
環境正義市民連帯も先月16日からユン・グァンヨンさんが4週間ファストフードだけを食べながら生活する様子を記録するドキュメンタリーを制作していた。
シン・ウンジン記者