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「香川県産小麦100%」をうたって香川県農協が販売した讃岐うどんに、オーストラリア産小麦が8割使われていたことが8日、同県の調べでわかった。県はJAS法違反の不正表示にあたるとして、同農協に改善を指示した。生産を委託した業者が加工が難しい県内産小麦を嫌ったらしく、農協側は「今後はチェックを厳しくしたい」としている。
問題のうどんは、同農協が02年11月から今年9月まで販売した「手延半生讃岐うどん大地」。県がうどんの成分分析法の実験をしていた8月末、豪州産小麦に特徴的なたんぱく質を検出し、混入がわかった。袋には「香川県産小麦100%使用」「さぬきの夢2000小麦粉100%使用」と表示されていた。
同農協は2食200グラム入り(231円)21万袋を県内のめん業者に委託して製造、うち17万袋が通信販売や農協などで県内外に売れた。
「さぬきの夢2000」は県が8年かけて開発した独自品種。県内の小麦生産が落ち込んだ60年代半ば以降主流になった豪州産に代わる「地元ブランド」として、県内での生産とうどんへの使用を推奨してきた。
しかし、「めんにする時の水加減が難しく、切れやすい」ともいわれ、豪州産より加工が難しいとされる。価格も豪州産より約15%高い。県の調べに、業者は「さぬきの夢2000は慎重に扱わないとすぐ切れてしまうので、豪州産を混ぜて切れにくくした」と話しているという。
(11/08 21:33)
http://www.asahi.com/business/update/1108/099.html