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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041029-00000126-mailo-l05
食用キノコのスギヒラタケを食べた腎障害患者が急性脳症とみられる症状を起こした問題で、県内で新たに4人の発症が28日、確認された。最初の患者が22日に判明して以来、県内の発症報告は1週間で死者6人を含む22人。県健康対策課は国の研究機関と協力し、発症2週間前の患者の食事調査や、検体の回収を進める一方、スギヒラタケの成分調査を進めているが、腎障害との関係はいまだに謎のままだ。
同課によると、4人は60代の男性1人と70〜90代の女性3人。80代の女性1人を除く3人には腎障害があった。4人はいずれもスギヒラタケを食べた後の9月下旬に発症。意識障害などの症状を訴え、男性は湯沢市、女性3人は大曲市内の病院に現在も入院中という。
原因不明の急性脳症の解明のため、同課は患者の入院先などと協力して患者の髄液や血清、便など検体の回収を進めている。今後は国立感染症研究所などに依頼しウイルス検査などを行う方針。
スギヒラタケについては、県内各地での店頭品や、個人が保存していたサンプルをすでに回収。国立医薬品食品衛生研究所などで農薬や重金属などの付着の有無を含め、成分を検査している。
今年1月〜10月3日までの県内の急性脳症の発症数は2人で、全国でもわずか49人。同課は「検査結果の分析には数カ月はかかり、現時点では原因は全く不明」としている。【小倉祥徳】
10月29日朝刊
(毎日新聞) - 10月29日16時10分更新