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Sasayma's Weblog http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=113 より転載
American Medical Associationの最新号で、Case Western Reserve University/University Hospitals of Cleveland Centers for AIDS Research の研究者 Michael Lederman が発表したところによると、アジア・アフリカで深刻化しているHIVの蔓延阻止に威力を発揮しそうな抗体の開発が話題を呼んでいる。
HIVに感染するのは、世界的に見て、圧倒的に女性が多い。
そこで、女性のHIV感染をいかに防ぐかをポイントにしたのが、この研究である。
HIVが免疫細胞に進入する場合、CCR5という細胞表面分子が必要だが、突然変異によって、このCCR5がない人の場合は、完全に、HIV感染から遮断されうるという。
そこで、研究者たちは、人口合成のPSC-RANTESという名の免疫伝達物質を作り、HIVとCCR5との結合を避けるようにした。
ここでは、アカゲザル(rhesus macaques)のメス30匹への感染実験を多く重ねた。
まずメスザルに、HIV感染に弱くなるようなホルモンを与え、次に、メスザルの膣にPSC-RANTESという化学物質を噴霧し、次に、15分後、高濃度のエイズウィルスを注入した。
これらのエイズウイルスの注入を受けたメスザルの80パーセントは、完全にからブロックされた。
また、顕著な副作用は見られなかった。
現在、このPSC-RANTESという化学物質は、製造コストが高いが、これが安価になれば、ゲル状、クリーム上で、女性が安価で安易に、使用することで、HIVが防げるようになると、Michael Lederman 氏はいっている。