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多国籍製薬会社メルクの韓国法人である韓国MSDは1日、本社による抗炎症剤「バイオックス」の自主回収(リコール)措置を受け、1日付けで韓国食品医薬品安全庁に医薬品許可の取り消しを自主申請したと明らかにした。
MSD側は、現時点で出荷されいる製品も2か月以内にすべて回収する予定で、現在、バイオックスを処方しているすべての医師にこの事実を通告し、代替薬品の処方を要請していると明らかにした。また、この薬を服用している患者にも服用の中止を求めた。
非ステロイド系の抗炎症剤(NSAID)の一種であるバイオックスは、ファイザー社のセレブレックスとともに世界でもっとも広く使われている新世代の関節炎治療薬だ。
従来の治療剤が持っていた胃腸障害の副作用をなくしたCOX-2阻害剤で、99年に発売されてから80か国以上で販売された。
しかし、自主的に行った「市販後臨床試験」の結果、18か月以上の長期服用する場合、心臓まひと脳卒中を引き起こすリスクが2倍ほど増加することが判明し、回収に踏み切った。
バイオックスは昨年、国内で84億ウォンの売上を記録し、今年上半期(1〜6月)には49億ウォンの売上を記録している。国内の非ステロイド系抗炎症剤の市場規模は約1400億ウォンに達する。この薬は65歳以上の患者のみ医療保険が適用されている。
イム・ホジュン記者 imhojun@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/10/01/20041001000104.html