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(回答先: 鳥インフルエンザで新たな感染確認=タイ [時事通信] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 27 日 20:18:34)
【バンコク竹之内満】世界保健機関(WHO)とタイ保健省は28日、バンコク近郊のノンタブリ県で20日に死亡した女性(26)が鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染していたことを確認するとともに、先に亡くなった娘(11)から感染した可能性は排除できないと発表した。WHOが人から人への感染の可能性を指摘したのは、今年1月のベトナムでの症例以来。
母親は今月15日、肺炎に似た症状で発症し、20日に死亡した。発症前にタイ北部カンペンペット県で、同様の症状だった娘の看病を続けていた。娘は今月8日に死亡し、その後火葬されたため死因は特定されていない。しかし、母親の鳥インフルエンザ感染が判明したため、WHOは「母親は長期間、娘に付きっきりで看病していた」ことで感染した可能性があるとしている。
WHOのトンプソン報道官はジュネーブで28日、「さらに詳しい調査を進めている。母子間の感染が確認されたとしても、(人同士の感染流行につながる)ウイルスの変異は認められず、公衆への重大な脅威ではない」と平静を呼びかけた。
タイでは今年7月、鳥インフルエンザが再発して以来、感染が確認されたのは3人目で、うち2人が死亡。感染が疑われる患者数も計17人に上っている。また、周辺のカンボジアやベトナムなどでも再発の兆候が出始めている。
◇ウイルス解析必要
国立感染症研究所の岡部信彦・感染症情報センター長の話 患者から分離したウイルスを詳しく解析し、遺伝子が人から人に感染するタイプに変異したのかどうかなどをきちんと確かめないと、最終的な判断はできない。変異がなくても、鳥インフルエンザが偶然、患者から他人に感染することはありうる。今回のケースは、状況から見ると人から人への感染の疑いも無視できないので、きちんと調べる必要がある。
毎日新聞 2004年9月28日 20時20分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20040929k0000m030076000c.html