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ファミリーマートも「スイカ」導入 電子マネー“市場”拡大
集客期待 来年度には2500店舗で
コンビニ大手のファミリーマートは二十八日、JR東日本のIC内蔵乗車券「Suica(スイカ)」が持つ電子マネー機能を使って買い物ができるサービスを始めた。埼玉県の大宮、浦和エリアの二十五店舗と山手線品川駅前の一店舗の計二十六店舗でのスタートだが、今後さらに拡大する予定。電子マネーでは、先行している「Edy(エディ)」も着々と利用できる店舗を増やしており、利用範囲も一気に広がりそうだ。
≪より便利な店に≫
「書店、ドラッグストア、外食チェーンなど提携先を広げていきたい」
この日、さいたま市のファミリーマート「シーノ大宮店」で行われたセレモニーに出席したJR東日本の冨田哲郎常務は意欲的に語った。
スイカは駅構内のコンビニ「NEWDAYS」など約五百七十店舗で利用できる。
駅の券売機などにカードを差し込み、お金を入れるとカードにお金が「チャージ」され、買い物時には読み取り機にカードをかざすだけで支払いができる。
電子マネーに対応したスイカは現在約三百八十万枚発行されており、電子マネーとしての利用は一日約七万件。ファミリーマートの井上史郎常務は「便利な店になれば来店者も増えるはず」と期待。来年度には利用店舗を首都圏と仙台圏の約二千五百店舗に広げる考えだ。
≪待ち時間短縮≫
電子マネーで先行しているコンビニはam/pmで平成十四年からエディを採用した。カードは約五百六十万枚発行され、am/pm全約千四百店や、サークルKサンクスの一部店舗、全日空グループなど全国の計約一万店で使える。
am/pmでは来店客の3%強が利用する。現金の場合、レジ処理に平均三十四秒かかるがエディだと二十六秒。レジ前に行列ができる昼休みのビジネス街では、この差が大きい。同社はカードの利用が増えれば「レジ待ち時間が短い店」になり、来店を促す効果が期待できるとして、商品の一部割引などでカード利用拡大を図っている。
≪勢力拡大≫
NTTドコモは七月、エディの電子マネー機能を備えた「iモードFeliCa(フェリカ)対応携帯電話」を発売。今年度中にエディ利用可能店舗を三万二千店に拡大する計画で「より使いやすくなるサービスも開発する」としている。
一方のスイカは、今年八月から十八年度までに、JR西日本のICカード「ICOCA(イコカ)」、関西の私鉄三社のICカード「PiTaPa(ピタパ)」、関東圏の私鉄や地下鉄の「パスネット」と順次、提携する。いずれも電子マネーサービスは伴わないが、インフラが一気に拡大する。JR東日本の冨田常務は「ビジネスチャンスが広がる」と、電子マネーの将来に期待をかけている。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/29kei002.htm