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【シリコンバレー=八田亮一】2002年以降回復が続いているパソコン景気が、今年をピークに減速へ向かう公算が大きくなってきた。米調査大手のIDCは04年のパソコン世界出荷予測を上方修正する一方、05年については下方修正した。特に最大市場の米国で家庭向けの減速感が強まっている。
今年の世界パソコン出荷の伸び率は前回(6月)の13.5%(1億7540万台)から14.2%(1億7650万台)に上方修正した。4―6月期の出荷実績が予測を上回る前年同期比17.2%の伸びを示したためだ。一方、05年の世界出荷予測は前回の前年比10.7%増から同10.5%増に下方修正した。06年以降は1ケタ台の伸びになるという。新しい04年予測を地域や顧客別に見ると、欧州市場の企業向けはユーロ高の恩恵を見込んで上方修正。逆に最大市場である米国は、家庭向けの伸び率を前回の11.9%から7.8%に大幅下方修正した。米市場の4―6月期の出荷実績が予測を下回り、今後も「市場の成熟化が進み、政治・経済面での不透明要素が多い」(IDCアナリストのロジャー・ケイ氏)と判断したためだ。 (20:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040928AT2M2801E28092004.html