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>大京,1800億円程度の債務超過に転落
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=FN&action=m&board=1008840&tid=bg5fe&sid=1008840&mid=9479
大京もダイエーと共に、産業「解体」機構のリークにさらされている。
ご存知の通り、マンション事業のトップであり営業利益も上げている会社だ。
マスコミ報道では資産の含み損が2800億円あり、
それを勘案すると1800億の債務超過だとされている。
だから、「大京は産業『解体』機構に送られるべきだ」
もしくは「潰されるべきだ」と言いたいらしい。
債務超過ってのは資産より負債(=借り入れ等)が多くて、
「株主の資本」がマイナスってことだ。
じゃあ、大京は「資本」のない所から、
あれだけの利益やキャッシュフローを生み出しているってこと?
そうだとしたら「無」から「有」を生んでいることになる。
どう考えてもそんなの有り得ないだろ?
つまり、本当は実質的な資産は他にもあり、
本当は債務超過ではなく資本は「ある」のだ。
例えば、「営業権」。
いわゆる「のれん」ってやつだ。
ブランドとかノウハウとか人材とかの
目には見えないが実質的に存在する「価値」だ。
会計ルールでは、「保守的に」っていう原則があるから、
これはバランスシートには載せないことになっているけど、
確かに存在するものである。
その他にもバランスシートにはいろいろ「決め事」がたくさんある。
ここは、保守主義の原則を優先し、ここは継続性の原則を優先するなど、
いろいろなルールを決めてバランスシートを作っているのだ。
ところが、そういう「決め事」の中で作った
バランスシートでは債務超過になる企業が、
実は、顧客からも、取引先からも、銀行からも信用され、
大きな利益やキャッシュフローを生んでいる。
だとしたら、今の会計ルールが実態を反映しないものに
なっているのではないかと考えるのが自然な考え方だと思う。
だが、竹中や金融庁は違う。
実態の方がおかしいのだから、そんな企業が存続するのは許さないと。
本当にヘソが茶を沸かすほどの本末転倒だ。
自然科学でいえばニュートン力学で説明がつかないことがあれば、
その原因を調べ考えるのが普通であり、
「現実の方がおかしい」と考えてしまうのはキチガイである。
しかし、竹中や金融庁はまさにそれと同じ考え方なのだ。
もちろん、バランスシートを作るには必ず一定の決め事は必要だ。
しかし、その結果のバランスシートは
企業の一面を示しているに過ぎないことを、
謙虚に理解した上で作成し、使用すべきなのである。
さらに言ってしまえば、彼らはそんなことは百も承知の上で、
大企業がボコボコ潰れると喜ぶ大衆に迎合するために、
ワザと知らない振りをしているようにも見える。
もし、そうだとしたら万死に値するといえよう。
ちなみに、まさにそういうヤリ方のインチキコンサルタントが
マスコミの寵児になっていたりする現実がある。
そういう詐欺師達に騙される国民が減らないことには、
日本経済復活への道は厳しいと言わざるを得ない。
http://blog.melma.com/00099352/20040923210658