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>竹中氏を閣内残留へ、尾辻・西田氏も起用…首相意向
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040921it04.htm
本来、小泉は「官から民へ」「市場重視」の「構造改革」を
標榜していたはずだった。
しかし、この3年に渡って小泉内閣がやってきたことは、
不良債権処理の強行を筆頭とする民間経済の破壊や、
産業「解体」機構のような訳の解らない特殊法人の設立など、
もともと言っていたはずの「構造改革」の精神と
正反対のことばかりであった。
一方で、逆に「郵政民営化」を象徴とする、
本来の「官から民へ」の「構造改革」は、
全く進んでいないと言ってよい。
そんな中で、民間経済は疲弊し、株価は暴落、
生活苦からの自殺者も高水準で推移している。
まさに「政府が民間経済におかしな介入をすると経済がダメになる」と
いうことを身をもって示した以外に何ら成果は無い。
そして、「構造改革」すりかえの最大の戦犯は間違いなく竹中だ。
そんな状況で、小泉は閣僚起用に関して、
>「自民党が改革にまい進する政党だと(国民に)
>分かってもらわないと、次の選挙は厳しい」
言ったという。
まさに噴飯ものだ。
「竹中更迭」がない限り「自民党が改革にまい進する政党」だ
などとは考えられるはずがないだろうが。
今日に始まったことではないが、やはり気でも狂っているのだろうか。
今回の内閣改造は、大きく変質してしまった「構造改革」を
本来の原点に戻す最後のチャンスだったと思う。
そのチャンスを自ら小泉が破棄してしまうのであれば、
もはや小泉は歴史に汚点を残す以外に何もできず退陣するほかない。
最後にもう一度警告する。
「竹中更迭」なくして「構造改革」なしてある。
P.S.
この人の方がよほど「官から民へ」の精神が解ってるね。
竹中を切ってこの人を取ったら真の「改革政権」と認めてやるよ。
http://www.aso-taro.jp/kamanosato/index.html
http://blog.melma.com/00099352/20040921225109