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(回答先: UFJ危機は金融庁の陰謀だ リチャード・クー モラルハザードを起こしているのは金融庁だ 投稿者 TORA 日時 2004 年 9 月 19 日 17:19:31)
いろいろな認識はあるかもしれないが,金融検査マニュアルは整備の都度厳しくなってきた。担保の見方も段階的にシビアに運用されてきた。デフレの中では土地の下落が続いているから,経済政策が無為無策であれば,黙っていると不良債権は増加する。金融庁が運用の範囲で恣意的に厳しい措置をとる一方,経済的に無策の小泉政権では,相当の銀行が実態的に苦悩しているずである。貸し渋るなと言われ,不良債権は作るなと命令される。大中小関係なく生き残れたような企業が切られていく。政府は都度いくつもの基準を作ってきた。これでは破綻する企業と銀行を作っていると同じだ。
ついでに,産業再生機構の役割はどう考えても納得できない。本当に業界の市場で負けた企業なら再生しても,業界自体のパイが広がらない限り,またどこかの企業がおかしくなるはずである。とても雇用の観点から再生しているとは言えない。再生企業を外資に安売りするなら,民族系企業が弱る政策をしているとしか思えない。
デフレは一応出口が見えてきたといわれているが,出たところで土砂降りのぬかるみにはまるかもしれないと思うのは杞憂だろうか