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JAPANロリータは「時代への不安」
米紙ウォールストリート・ジャーナルが1面で紹介
ファッション流行「女性に勇気や陽気さ与える」
【ニューヨーク=長戸雅子】ロリータファッションの流行は「時代への不安感」の裏返し−。十七日付米紙ウォールストリート・ジャーナルは一面で、日本の一部の若者の間で流行しているロリータファッションについて分析した東京発の記事を掲載した。
記事には、白い帽子にフリルのついた服を着た二十歳の女性のイラストも添えられている。
ロリータファッション市場の隆盛やブームの背景にふれ、ピンクやクリーム色など淡い色調をベースにした「スイート・ロリータ」と、モノトーンを基調とした「ゴシック・ロリータ」という二大トレンドがあることまで、詳しく取り上げている。
さらに、現在のブームのきっかけとして、ロリータファッションをこよなく愛する少女を主人公とした映画「下妻物語」(深田恭子主演)のヒットをあげ、原作者の嶽本野ばらさんの人物像にも焦点を当てている。
記事は、二十歳以上の大人の女性がこうしたファッションを好む理由について、「未来に希望が持てない社会の中で、心配事のなかった子供時代にしがみつこうとする心理の表れ」とみる精神科医、香山リカさんの談話も掲載している。
さらに、同じ二十歳前後の学生たちが「一九九〇年代はじめからの不況で、閉塞(へいそく)感が続く時代への不安がある」などという見方も紹介し、ロリータファッションが“苦しい時代”を生きる女性たちに勇気や陽気さを与えている、と分析を加えている。
http://www.sankei.co.jp/news/evening/19int003.htm