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金融庁、UFJ銀を月内にも告発…検査妨害の疑い (読売新聞)
UFJ銀行が昨年秋以降の金融庁検査を妨害した問題で、金融庁は16日、審査担当の元副頭取ら3人(いずれも今年7月に解任)が妨害工作を主導したとして、この3人と法人としての同行を今月中にも、銀行法違反(検査忌避)の疑いで東京地検特捜部に刑事告発する方針を固めた。
元副頭取らは検査前、「対策会議」を開き、行員らに書類の隠ぺいや改ざんなどを細かく指示していたことが判明。同庁では組織的な妨害行為で極めて悪質と判断した。
個人で告発対象となるのは、元副頭取のほか、審査担当だった元常務執行役員と元執行役員。
金融庁の調べによると、UFJ銀行は昨年10月に行われた同庁の特別検査の際、大口融資先の回収見通しが悪化したことを示す資料が入った段ボール箱100箱以上を、検査が行われた同行東京本部(東京都千代田区)内の別の場所に隠したり、融資先の財務内容を審査した際の議事録を改ざんして提出したりしていた。
元副頭取ら3人は同庁の検査が迫っているとの情報を得て、同年8月ごろ、対策会議を開いていた。書類の隠ぺいや改ざんにかかわった行員は約100人に及んでおり、同庁では告発対象者の範囲をさらに広げるかどうか、検討を続けている。
金融庁では、統合予定の三菱東京フィナンシャル・グループからUFJグループが受ける予定だった7000億円の増資の払い込みが、17日にも行われる可能性が強まり、UFJ銀行の経営問題が一段落する見通しとなったため、刑事告発への障害はなくなったと最終判断した。
[ 2004年9月17日3時5分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/top/story.html?q=20040917it01_yomiuri