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9月14日(ブルームバーグ):証券取引等監視委員会は14日午後、米金融サービス最大手シティグループ傘下のシティバンク、エヌ・エイ東京支店への検査結果に基づき、仕組み債の勧誘資料が不適切だったことなどから、金融庁長官に行政処分を行うよう勧告したと発表した。監視委では、今回は銀行業務の検査ではなく、証券取引の検査であり、外国銀行の登録金融機関に勧告を出すのは今回が初めてとしている。
具体的な事実は、昨年6月から同8月に、同行丸の内支店の従業員2人が、仕組み債の顧客勧誘で、リスクを十分に記載していない不適切な資料を用いたというもの。また、昨年4月には、同行丸の内支店のプライベートバンキング部門で、仕組み債の勧誘と融資の提案を合わせて行う行為があった。
記事に関する記者への問い合わせ先:
東京 安 真理子 Mariko Yasu myasu@bloomberg.net
記事に関するエディターへの問い合わせ先:
浅井 秀樹 Hideki Asai hasai@bloomberg.net
Bill Austin billaustin@bloomberg.net
更新日時 : 2004/09/14 17:16 JST
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=a8f2tXMfWYvc&refer=jp_home