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2004年 09月 13日 月曜日 08:44 JST
[バーゼル 12日 ロイター] 福井日銀総裁は、日本の景気回復トレンドは損なわれておらず、経済成長は同国の目標を達成する公算が大きい、との見方を示した。
同総裁は、当地での国際決済銀行(BIS)の中央銀行総裁会議の会場で記者団に対して語った。
また同総裁は、日本の金融政策に変更はない、と述べた。
福井総裁は、「上げ下げはあるが、日本の国内総生産(GDP)は、潜在的な成長率を達成する。景気回復トレンドは損なわれていない」と語った。
同総裁は、日本経済は、その目標を達成できるかとの質問に対して、時期を特定せずに「そうだ。可能だ」と語った。
同総裁は、「昨年の第4・四半期と今年の第1・四半期において、GDP伸び率は実態よりもやや良い数字となっていた。したがって、第4・四半期、第1・四半期、第2・四半期を合わせると、平均で5%前後の成長を示す」と語った。
日本政府は、2004年4月─2005年3月の成長見通しを3.5%としている。
福井総裁は、日銀は、超緩和的な金融政策を放棄することを検討しているかとの質問に対して、「変更はない。われわれは、(金融政策の継続において)忍耐強い。したがって市場もまた忍耐強くあらなければならない」と語った。
同総裁は、原油価格は依然高水準にあり、その経済に対する影響は複雑だと語った。
また同総裁は、中国が次回の7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)にゲストとして参加することを確認した。
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